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頭部MRI検査

MRI(磁気共鳴画像撮影法)装置を用いて、頭部・頭蓋内の断層写真を撮影する検査です。脳血管疾患(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)や脳腫瘍などの発見に役立ちます。磁気共鳴画像法は英語でMagnetic Resonance Imagingですので、その頭文字をとってMRIと呼ばれています。

 

強い磁場のなかで身体に電磁波をあてることで、体内の水素原子(プロトン)が特定の周波数に共鳴するという現象を利用し、画像をつくりだす技術です。

頭部MRI検査では、頭部の画像検査です。主に脳(大脳、小脳、脳幹)を調べますが、頭蓋骨、脊髄、下垂体、内耳、副鼻腔、眼窩(眼球や視神経、涙腺などのあるスペース)などの観察にも有用です。

頭部MRA検査

MRAは「磁気共鳴血管撮影法」。磁気共鳴現象を利用して頭部の血管の状態を立体画像化する検査です。くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の発見や脳梗塞の原因となる頭蓋内の主幹動脈狭窄の発見などに役立ちます。MRAはMagnetic Resonance Angiographyの頭文字です。

 

脳動脈硬化や動脈の狭窄、拡張、動脈瘤の有無の確認に有用です。動脈瘤については数ミリ程度の微少なものも発見する可能性がある検査方法です。

頸部MRI検査/頸部MRA検査

頸部MRI検査は頸動脈狭窄の発見に役立ちます。頸動脈狭窄は脳梗塞の原因の一つです。

性能を示す単位T

MRI/MRA装置の性能は、最高磁力強度によって表わされます。単位はT(テスラ)です。人間ドックでは主に、1.5Tもしくは3.0Tの機器が用いられています。