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小雪さん 40代
健康を総チェックしたかったのです。全身を検査できる「PET-CT」を 受診できてよかったです。

今回受診したコース
PET-CT検査

「健康の大切さをもっと自覚したい」「全身を検査しよう」

「年齢のことも考えると、自分の健康とりわけ“がん”の発症リスクについて、そろそろチェックをしておくべきでは」-東京都在住の会社員小雪さん(40代)は、常々そう思っていたそうです。

実は小雪さんは、毎年の健康診断で、乳房と子宮に「要経過観察」を指摘されています。年齢相応の健康不安がないとはいえませんし、本来なら2次検査(精密検査)を受診するべきところです。しかし、毎日が多忙なこともあって2次検査を受診したことはありませんでした。

「健診で問題を指摘されるたびに『またか』という感じでした。けれども同世代で病気の話も多くなり、未受診ではいけないと気づきました。私にはふたりの子供がいますが、まだどちらの結婚式にも出席していません。家族のためにも、もっと健康の大切さを自覚しないといけないと思ったのです」

こうして小雪さんは、「全身を検査してみよう」と思い立ったのです。

「全身を1度でチェックできるから『PET-CT検査』を選びました」

小雪さんが、『PET-CT検査』の受診を希望した大きな理由は、がんのリスクを中心として全身をチェックできることにありました。

「『PET-CT検査』の利点については以前から知っていました。PET検査とCT検査を組み合わせることで検査時間が短くなり、1度の検査でほぼ全身を調べられるそうです。とくに、肺、すい臓、大腸、乳房などのがんの検出が得意と聞いていました」

さらに、『PET-CT検査』が持つもうひとつの特徴も、受診を後押しする理由となりました。

「自覚症状がないほど小さながんの検出(早期発見)や転移状況の把握が可能になるそうです。加えて、アルツハイマー型認知症や悪性黒色腫(メラノーマ)を調べるためにも役立つとも聞いていました。どのような疾患も、早期発見・早期治療が可能ならそれにこしたことはありません。その意味でも、『PET-CT検査』の受診がふさわしいと考えたのです」

受診当日「多少ドキドキしましたが、全身をしっかり調べてもらえたと思いました」

「最初に受付に必要書類を提出した後、自分の名前が明示されたネームプレート(写真)や更衣室のロッカーのキーを受け取りました。事前にEPARK人間ドックを通じて予約していたこともあって、手続きはすぐにすみました。今回の受診では、部屋を移って担当者が変わるたびにネームプレートで本人確認がありました」

「更衣室で自分が使うロッカーには、名前が明示されていたので、迷うことはありませんでした。また、カーテンの間仕切りがあって、着替えのときに半個室状態にすることができました。プライバシーへの配慮はうれいしですね」

「検査着の上下と検査中に寒いときのための上着、小物が入れられるミニバッグが用意されていました。また、私は受診当日、ストッキングでしたので、くつ下の貸し出しがあったのはありがたかったです」

「検査着に着替えてから、身長や体重の測定、そして血圧の測定(写真)があります。それから、看護師さんから検査の流れについての説明がありました。さらに、事前に書いてきた問診票に沿って、医師から既往症をチェックする問診という流れで進みました」

「それから、検査薬(FDG)の注射を受けました。FDGについては、先ほども説明されたのですが、身体の細胞の状態を調べるために必要となるそうで、『PET-CT検査』に欠かせないとのことです。なにしろ未知の体験なので、少し緊張しました」

「FDGの注射を受けた後は、それを全身にいきわたらせるために1時間ほど専用スペースで安静にしていました。といっても、リクライニングソファでテレビを視ている間にいつの間にか時間が経っていたという感じでリラックスできました」

その後、『PET-CT検査』の撮影が始まります。

「むしろ、本格的な撮影が始まってからのほうがリラックスできた気がします。頭から足まで何回かゆっくりと、検査機の輪っか(ドーナツ状の部分)を通りましたが、撮影そのものは音もうるさくなく、ウトウトするくらい気持ちのよいうちに終了していました。かかった時間は30分ほどでした」

「受付から検査までにスタッフ(案内役)の人が先導してくれて、不安も感じませんでした。もちろん、『PET-CT検査』の受診自体が今回はじめてなので、多少の緊張感はありましたが、全身をしっかりと調べてもらうことができたという印象を持ちました」

「すべての撮影が終わった後は、専用の休憩室で『回復』の時間がありました。無料で飲める暖かいお茶やテレビもあって、検査が終わった安心感も手伝ってひじょうにくつろげました。この時間にはFDGを減衰させる意味があるそうです」

「健康を真の意味で大切にするには受診が必要と感じました」

「そのあとは、更衣室にもどって着替え、受付にネームプレートやロッカーのキーを返却し、検査料金を精算すれば、今回の『PET-CT検査』はすべて終了です。精算後にお茶とおやつもいただきました。検査前6時間は食事ができずおなかがペコペコだったのでうれしかったです。検査結果は、約2週間後に郵送されてくるそうです」

「結果がわかるまでもちろん安心はできないのですが、ほぼ全身の検査を受診できたことで、一種の達成感を感じています。本当によかったです。また、料金を別途払って希望すれば、検査結果にもとづいた説明を医師から受けることもできるそうなので、検討してみようと思っています」

「健康の大切さについては自分なりにわかっていたつもりですが、今回の受診をきっかけにして、実際に自分の身体をチェックしてもらうこと、行動することの必要性を、改めて強く感じました」

なお今回、小雪さんの受け付けから退出までの所要時間は3時間でした。