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将平さん 30代
30代を迎え、子供も生まれました。生活の乱れを反省するとともに、生活習慣病と内臓脂肪のリスクを知りたかったのです。

今回受診したコース
基本健診+内臓脂肪(体脂肪)測定

「急に体重が増えて生活習慣病と内臓脂肪のリスクが心配になりました」

「ことし30代の大台を迎えました。子供も生まれました。人生の節目を迎えて、自分の生活とくに暴飲・暴食が健康に与える影響が急に気になりだしました」―埼玉県在住の将平さんは早口で話します。

「仕事で全国を飛び回っているため、いつも食事は短時間。『とにかく食べておこう』と思って、脂っこい料理を大盛りで早食いしています。甘いものも好きです。そのせいか最近、急速に体重が増えてきました。こんな生活が身体によいわけもなく、生活習慣病や内臓脂肪が心配になってきました」

考えた結果、基本的な検査項目を網羅する『基本健診』と『内臓脂肪(体脂肪)測定』のセット受診を申し込んだのです。

「内臓脂肪測定で健康面の問題の有無をはっきりさせたい」

基本健診は身体の現状をチェックするもので、対象となる主な疾患としては、肺がんや高血圧のほか、肥満やメタボリックシンドロームなどがあります。加えて将平さんには、内臓脂肪(体脂肪)測定の受診が重要でした。

「今回の受診ではじめて知ったのですが、内臓脂肪面積が100平方センチメートル以上のうえ、(肥満が引き起こす)糖尿病や高血圧、脂質異常症のうち2つに該当すると、メタボリックシンドロームと診断されるそうです」

「確かにいまは健康に大きな問題はありませんが、もしも疾患リスクが隠れているのなら、それをはっきりさせたいと考えました。ですから基本健診は必須として、体重増加と食生活の面から気になっている内臓脂肪についても知りたかったのです。なんでも内臓脂肪測定(検査)は、身体の外見ではわからない内臓脂肪面積を測定できるそうなので、もし問題があるなら早めに診療や健康指導を受けたかったのです」

受診当日「これが『健康の自己管理』と意識した基礎健診でした」

「それでもいざ受診となると、『深刻な結果が出たらどうしよう』と不安と緊張も感じました。でも、『子供のために長生きするんだ』と思って耐えました」

「受け付け後に尿検査の尿を提出した後、基礎健診の検査項目を順次受診しました。検査項目は、身体測定(身長、体重、腹囲、血圧測定)や視力・聴力、胸部X線検査などです。自分の意志で受診するのは、これまでに経験がある定期健診とは違った感覚でした。これが『健康の自己管理』なんだと意識した瞬間でした」

受診当日「内臓脂肪測定の受診で体内脂肪の面積がはっきりすると思いました」

「それから内臓脂肪測定を受診しました。検査技師さんの指示どおり、息を吸って、吐いて、止めているうちに撮影そのものは数秒間で終わりました。説明の時間を入れてもほんの数分間で終了という感じでした」

「この検査は今回受診した大きな動機です。ドーナツ状の撮影装置をながめながら、『これで体内の脂肪(面積)が撮影されているんだ。(数値で)はっきりするんだ』と思うと、自分が解剖されているようで不思議に思いましたね」

「やはり受診してよかったです。今後の生活改善のきっかけになりました」

「すべての検査が終了してすぐに、医師から内臓脂肪測定の結果について説明が(モニターを見ながら)ありました。『(100平方センチメートルよりずっと少なく)とてもよい数値』といわれたのでひと安心です。ただ、皮下脂肪はそれなりに多く、『腹筋などを鍛えないとおなかが出ますよ』とも指摘されました」

なお今回、将平さんの受け付けから退出までの所要時間は約1時間でした。