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精神疾患・認知症に注力する病院です。地域に根付いたサポートも行います。

: 【Dr.インタビュー】医師：松原四郎先生
当院は、精神疾患・認知症に特化して治療を行っています。現在心の病は増えていますが、精神疾患から身体疾患につながることは少なくありません。一般健診ではなかなか検査が難しい分野ですが、特別な検査を設け、メンタルケアまでしっかりと行います。また、地域に根付いた医療を目指し、受診者様が居心地の良い空間をご提供できるよう心がけています。

貴院を訪れる受診者のプロフィールや、健康意識の傾向について教えてください。
当院は長い間、精神病院として地域に貢献してきました。以前に比べると本当の精神疾患というより、軽いちょっとした心の悩みでご受診される方が増えてきたように感じます。また、認知症が世間で注目されるようになってからは、一般の方も検査を受けに気軽にご受診いただくようになりうれしく思います。
予防医学の重要性について教えてください。
病気が起こる原因は、一人一人の生活習慣によって異なります。食生活やストレス、飲酒や喫煙など予防できることはたくさんあります。そうした原因をいち早く発見して、病気の発生を予防していくことがこれからの医学に求められると思っています。そのためにも、みなさまには積極的に検査を受けていただき、少しでも病気の発生率を減らしていきたいと考えています。
一般健診とは別に、任意型の人間ドックを受診することの意義について教えてください。
神経疾患や精神疾患なども、身体の健康診断と関係がないわけではありません。そのため、私ども神経疾患の医師としては、一般健診の結果を拝見しながら神経系についてつなげ、より詳しく見ていきたいと思っています。そのためには、一般健診だけではできない検査をしていただくことになりますし、任意型健診は詳しい検査ができるため、疾患の早期発見には有用だと考えています。
「脳とこころのドック」の受診を推奨する年代の目安やプロフィールについて教えてください。
機器の発達により脳の萎縮や変化が、早い段階からわかるようになってきました。そのため、危険なものは早めに対処することも可能ですし、肥満や糖尿病などの生活習慣が原因の場合はそれらを治療してあげることで、発症を未然に防ぐことができます。脂質異常症や高血圧、糖尿病の方は特に早めの受診を推奨します。
「認知機能チェック」と「メンタルチェック」について教えてください。
認知症チェックは、数分で終わるものから数時間かかるものまで様々です。当院ではそれぞれ抜粋をし、自分たちで工夫したテストを作り認知機能チェックとして実施しています。また、心の問題についても神経疾患が体をむしばむこともありますので、きちんと目を向けて受診者様の状態を理解するためにおこなっているのがメンタルチェックです。
認知症および生活習慣病予防の重要性について教えてください。
認知症の一番大きなリスクは加齢です。そのほかにも糖尿病や動脈硬化、高血圧、高脂血症はリスクファクターとして様々あります。特に飲酒や喫煙は、長い年月の間に影響してくるものですので、その時々の状態を診ることも重要なのです。これから先どのように一人一人の生活に助言ができるかも、当院でドックを受けていただく中で重要なミッションになってくると考えています。
結果報告・読影体制ついて教えてください。
当院ではMRIを撮った後、すぐに結果を神経内科の医師である私が診ています。心電図や聴力テスト、心技テストについても同様に、その日中に結果がでます。もちろん当日に一人一人丁寧にご説明をしていますし、不安なくご帰宅いただくためにも重要な役割だと思っています。画像診断は、放射線科の医師とのダブルチェックですので、見落としも少なくしていけます。
院内環境・接遇面のこだわりについて教えてください。
院内環境・接遇面のこだわりについて教えてください。
松原病院の強みをお聞かせください。
当院で万が一検査で認知症の疑いが見つかった場合にも、そのまま治療が可能です。認知症病棟もございます。また、精神病院として精神疾患を中心としていますし、総合的に診察ができる医院だと思っています。検査時間も短縮し、負担がない検査ができるよう努めていますので、ぜひご利用ください。