- 茨城県土浦市中1087 地図・アクセス
- 最寄り駅:荒川沖駅(車約7分)
- 休診日:日・祝
地域のみなさまのよりどころになる総合病院を目指して
県南病院は、土浦市中の緑豊かな丘陵地帯にある総合病院です。最寄りにはJR常磐線の荒川沖駅がありますが、2kmほど距離があるので荒川沖駅からは当院の送迎バスを利用ください。また、広い駐車場があるので自家用車でのアクセスに便利です。
当院は、急性期(病気になりはじめた時期)からリハビリテーションまで、治療をトータルに行える脳神経外科の専門施設です。何よりも大切なことは脳血管障がいなどの疾病をあらかじめ予防することにあると考えています。そのため当院では予防医療にも力を入れており、検査項目を充実させるとともに、地域のみなさまの予防意識を高めるための啓もう活動にも取り組んでいます。脳血管障がいなど緊急手術を行う必要がある場合は、すぐに対応できる体制も整っています。
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受診者のストレスを抑える大型MRIを導入 -
より精度の高い読影を目指してダブルチェック体制、さらに定期医師会合でもチェック -
検診だけでなく、健康を考えた栄養・運動・保健指導も実施 -
みなさまにリラックスして検査してもらえる設備が充実しています
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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08:00~11:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
13:00~17:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
休診日:日・祝
※平成30年度休診案内
・年末年始:12/30~1/4
検査コース一覧を見る
EPARK人間ドック予約受付ダイヤル
0066-9809-0000127
24時間受付
通話料無料
- ※予約専用の番号です。施設直通の番号ではありません。
- ※次の時間帯は自動応答での折り返し受付となります。
・平日夕方18時から翌朝9時まで・土日祝日
医療法人財団 県南病院のこだわり
受診者のストレスを抑える大型MRIを導入

閉所恐怖症の方に配慮し、ドームの口径が大型のMRIを採用
県南病院は、東芝製1.5テスラのトンネル型MRIを導入しています。このタイプはドームの直径が70㎝ある大型で、閉所恐怖症の方や狭いところが苦手だという方もストレス少なく検査が受けられます。この装置では、脳や脳血管の状態を精細に検査することが可能です。検査時間は40分ほどで、検査当日に画像をお見せして結果を説明します。くも膜下出血などの原因になる脳動脈瘤、脳血管障がい(無症候性脳梗塞)や脳腫瘍などの発見に有効です。
MRI画像を使用し、脳の萎縮の程度を調べる検査も行っております
県南病院では、VSRAD(ブイエスラド)という画像処理・統計解析ソフトウェアを導入し、脳の萎縮の程度を調べる検査も行っています。
早期アルツハイマー型認知症やアルツハイマー型認知症はもの忘れの進行とともに、内側側頭部(海馬・扁桃・嗅内野の大部分)、特に海馬という記憶に関する部分が萎縮するのが特徴と言われています。アルツハイマー型認症などの症状の発見に有効であり、早期対応が期待できます。
より精度の高い読影を目指してダブルチェック体制、さらに定期医師会合でもチェック

検査技師と担当医師による読影のダブルチェック
当院では、検査後のデータや画像を検査技師と担当医師の2人で読影しています。
ダブルチェックすることにより、病変の見落としや検査ミスを極限まで少なくし、質の高い検査結果が導き出すことを目指しています。さらには定期的に行うカンファレンスにおいても、画像をチェックするという取り組みなども行っています。カンファレンスは技師や常勤のドクター全員が参加して実施するもので、複数の経験のある医師の読影により、より質の高いチェックが期待できます。
検診だけでなく、健康を考えた栄養・運動・保健指導も実施

受診者の健康を考え栄養指導、運動指導、保健指導などにも力を入れています
県南病院では栄養指導や運動指導、保健指導などを行い、受診者のみなさまが日々健康に過ごせるようにサポートしています。予防医療を考えるうえで、普段の食事や運動習慣も大切なことです。糖尿病や血管障がいなどを予防するための食事の指導、毎日の運動の習慣づけの指導などを実施しています。また、検査後にはデータを提示しながら、今後起こりうる疾病のリスクを洗い出し、あらかじめ予防するためのさまざまな提案を行っています。
職員一人ひとりが丁寧に、相談を受けられる体制を整えています
当院ではどんなことでも気軽にご相談いただけるように、職員一人ひとりがみなさまの質問に応じる体制を整えています。専門の窓口を設置しているというわけではないですが、人間ドックや脳・脊髄ドックについて、何か疑問や質問がありましたらスタッフへ気軽にご相談ください。
また、検査結果に関する相談にも応じておりますので、不安がある場合には総合診断書を持参して来院ください。人間ドックに関する検査内容や、料金についての説明も丁寧に行うよう心がけています。
みなさまにリラックスして検査してもらえる設備が充実しています

清潔感のあるきれいな院内で落ち着いて検査が受けられます
県南病院は、2017年の5月に新棟を開院しました。院内は白を基調にした清潔感のある明るいデザイン設計を採用し、不安のある受診者がリラックスして検査に臨めるように工夫しています。
広い通路や車イスで利用できるトイレ、車イスで利用できるエレベーターなどを備え、障がいのある方やお年寄りの方でも、負担なく利用できるバリアフリー設計です。検査室なども広々とした設計になっているので、ゆったりとした気分で検査が受けられます。
無料送迎バスを運行しているのでアクセスも問題ありません
県南病院は最寄りのJR常磐線荒川沖駅から2kmほどの距離があるため、荒川沖駅から無料送迎バスを運行しています。送迎を希望される受診する方は、あらかじめ予約時にお知らせください。バスが到着するエントランスから受付まではスロープが設けられているので、車イスの方や足の不自由な方も楽に出入りできます。
インタビュー

脳に関する疾病の予防、急性期医療から回復期までのケアを行う地域包括ケアの構築を推進しています
Dr.インタビュー:塚田 篤郎 院長
いったん、病気になってしまうと重篤な後遺症を残してしまうことが多い脳や骨髄という中枢神経系は、疾患を発症する前に発見して、そこにいたらないような状況を作ることが非常に重要になってくるため、脳ドックを推奨しております。また、地域包括ケアの構築をすることにより、受診者が住み慣れた地域で医療を受け続ける事ができ、そして自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるサポートをしております。
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脳神経外科の担当医を目指されたきっかけについてお聞かせください。
私は医師の家系で育ち、当院の3代目になります。祖父は内科で、父は外科を専門にしておりました。そして、私が筑波大学医学専門学群の1回生だった当時、父が診療を行っていた外科のエリアはある程度確立された部分はありましたが、脳神経外科に関してはまだまだ始まったばかりの外科のカテゴリでしたし、その中でも特に脳卒中に関しては臨床だけではなく研究においてもとてもやりがいがあると感じ脳神経外科医を志しました。
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先生が日々診療をされている中での曲げられない信念に関してお話しください。
われわれ脳神経外科は受診者の生命に直接関係する分野のため、受診者をどうすれば救えるのかということをまず第一に考えます。同時に、脳あるいは骨髄というところは非常に分化した細胞や臓器であるが故に細胞分裂ができず、一度細胞が死滅すると再生できないため、後遺症をもたらしてしまうことになります。そのため、生命の危機を救うと同時に機能予後も非常に重要になりますので、治療の上で大変気を付けているところになります。
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脳ドックの重要性やポイントなどについて詳しくお聞かせください。
脳あるいは骨髄という中枢神経系は、いったん病気になってしまうと重篤な後遺症をのこしてしまうことがあるため、やはり発症する前に診断して発症しないように予防することが重要だと思います。そういう意味で、一般の人間ドックは生活習慣病や、がんなどを中心に検査することになると思いますが、脳ドックは重篤な後遺症を残してしまうような疾患を発見するものなので、予防医学の中でも非常に重要ではないかと考えています。
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院内のインテリアへのこだわりなどがありましたらお聞かせください。
一般診療、検査部門、病棟をリニューアルいたしましたが、特に一般診療、検査部門におきましては、配色、そして採光を重要視しました。院内全体的に、白を基調とし、それでいて非常にリラックスできるような暖色系の色も使用し、解放感や清潔感溢(あふ)れる雰囲気作りを心がけました。また、院内にも光を多く取り込めるよう窓の配置などを工夫しております。このように、受診者の方の不安などをできるだけ取りのぞけるような作りにいたしました。
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県南病院が掲げられている理念に関して詳しくお聞かせ願います。
当院は、父の時代から約50年の歴史があり、開院当初から地元住民の皆さんに対して専門的、なおかつ総合的な医療を提供しておりまして、それをこれからも続けていく事が理念の一つです。そして、これから国や厚労省が大きな命題としている地域包括ケア、あるいは地域医療構想の中で、当院におきましては脳神経外科を中心とした急性期と回復期を目指しておりますが、超急性期や慢性期の役割も同時に果たしていきたいと考えています。
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医師としてのやりがいを感じられる瞬間に関してお話をお願いします。
当院は、急性期医療も行っているため救急車で運ばれて来て直接手術に結び付くということもあります。しかし、それだけではなく、たとえば軽い症状でいらしても、診療から始まりいろいろな精査をして疾患を発見し、重篤な症状になるのを未然に防げたときにやりがいを感じます。症状が重篤な場合ですと大きな後遺症を残してしまうことが多いのですが、軽いうちであれば社会復帰の方向へ持っていけるということにも喜びを感じます。
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予防医療の重要性に関して、どのようにお考えでいらっしゃいますか?
脳外科疾患の中で注意すべきものは五つくらいに分かれ、その中でも脳血管障害というのは特に注意を要します。脳血管障害は出血性と虚血性の疾患があり、出血性の疾患は脳出血あるいはくも膜下出血があります。予防医学の発達により、以前では予測不可能だったくも膜下出血の主な原因である、脳動脈瘤(りゅう)が脳ドックのCTやMRI検査により容易に発見できるようになりましたので、皆さんにも有効活用していただきたいと思います。
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慢性硬膜下血腫について、詳しくお話をお聞かせいただけますでしょうか。
認知症の中で、慢性硬膜下血腫という病気があります。一見、症状も認知症に似ており、発症する方も高齢者が多いため、非常に進行の速い認知症と誤診されてしまうことがあります。しかし、この二つはCTやMRIなどの検査を受けることで区別をつけることが可能です。慢性硬膜下血腫は認知症に似た症状が現れるのですが、手術をすることで良好な予後が得られる病気でありますので、認知症の鑑別診断の中では非常に大事になります。
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脳関係以外の専門に関してのお話を詳しくお聞かせいただけますか。
脊椎に関係する病気、たとえば首の病気、腰の病気というのは整形外科の専門で、そこ以外では治療ができないと思われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、私たち脳神経外科の担当医にとっても頸椎(けいつい)、腰椎などの脊椎疾患、あるいは脊髄疾患は一つの専門的分野であります。オプションとして脊椎・脊髄ドックというものも当院では行っていますので、そちらのドックも合わせてぜひご利用いただければと思います。
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県南病院の医師の特徴などがありましたらお話をお聞かせください。
当院の脳ドックを担当しております医師の特徴としては、在籍している医師全員が日本脳神経外科学会認定の脳神経外科専門医ということです。そして、脳神経外科に関わる病気の多くが直接生命を脅かすものになってきますので、少しでも間違いなどが起こらないようにしたいという思いから、当院では在籍している医師がダブルチェックをする体制を整え、出来るだけ見落とすことがないようしっかりとフォローをしております。
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こちらのサイトをご覧になっていらっしゃる方へ、先生よりメッセージをお願いします。
日本は、世界に誇れる長寿国ではありますが、現在既に超高齢化社会を迎えていることを考えると、単に寿命を延ばすだけではなく、一人で独立してもいろいろなことができるような健康な状態で生きられる期間、いわゆる健康寿命を延伸することが重要だと考えます。そして、そのような状況を実現するためには、脳卒中を未然に防ぐということがまず重要になってきます。当院の脳ドックはその点に関してお役に立てると思っております。
医療法人財団 県南病院の検査コース
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料金: 27,000円(税込)
◆頚椎・腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症、脊髄腫瘍などを発見するコースです。
◆早期発見・治療するためにも当院の脊椎ドックの定期的なご受診をお勧めします。
また、健康診断等で1年以... 続きを見る- 専門医
- 男女共通
- 全年代
- オプションあり
- MRI/MRA
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料金: 27,000円(税込)
◆脳卒中はがん・心臓病と並んで三大成人病の一つです。
いまだに、高い有病率、死亡率が認められ、発病後の治療では何らかの後遺症を残してしまうことが多いです。
◆早期発見・治療するためにも当院の脳ドッ... 続きを見る- 専門医
- 男女共通
- 全年代
- オプションあり
- MRI/MRA
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