人間ドックと検診予約サイト EPARK人間ドック

【運営会社からのお知らせ】
5/3(金)~5/6(月)はゴールデンウイークのため休業いたします。 休業期間中のご予約およびお問い合わせは5/7(火)より順次ご案内いたします。

飯能靖和病院インタビュー

健診を通して「健康寿命」を伸ばすことで、受診される皆さんが人生を最後まで元気に走り切れるようサポートをしております

【Dr.インタビュー】
できるだけ精度の高いMRIやCTなどの新しい医療機器を導入することにより、検査時の身体への負担を軽減し、より良い検査結果を得ることで病変の早期発見、早期治療に貢献しております。そして、健診業務を通して受診者へ健康を維持することの大切さを周知することで「健康寿命」を延伸し、病に伏せたり、介護が必要な期間をできる限り短くすることにより、人生を最後まで元気に過ごしていただくお手伝いをしています。

  • 受診者と接する上で普段から気を付けていることがありましたら教えてください。

    受診者は、診察室に入ってきて最初に医師と目が合ったその瞬間から、この人が頼りがいのある医師か、何でも自分のことを聞いてくれる医師かといったようなことを敏感に感じ取ります。また、中には恐る恐る上目使いで入ってくる方もいらっしゃいます。そのため、この人だったら任せられるなと思っていただけるように、質問をしやすい雰囲気を作り出したり、丁寧に接したりと、普段から受診者の皆さんへの接し方には気を付けています。

  • こだわって導入された医療機器などがありましたら詳しくお聞かせください。

    当院では、脳ドックを看板に出しておりますので、やはりより精度の高いMRIをということでこだわって導入いたしました。このMRIは1.5テスラのもので、より鮮明な画像を得られるようになり、日々の健診業務に活用しております。その他には、CTになりますが、約10秒前後で全身がスキャンできるマルチスライス式のものを導入しておりますので、検査時の身体への負担軽減と検査待ち時間の緩和につながっています。

  • 脳系の疾患を防ぐために取り組んだ方が良いことや普段から気を付けた方が良いことがありましたら教えてください。

    脳卒中にしても、心臓病にしても、生活習慣病のカテゴリーになりますので、普段から肥満、喫煙、飲酒などの生活習慣に気を付けることと、それから食事です。これは、1次予防と言いますが、私たちは、食事のカロリーやコレステロールなど普段の生活習慣に介入し指導をしていき、必要があればクスリを投与したり、運動を促したりなどそういったことを心がけています。私は、2次予防よりもこの1次予防の方が大事だと思っています。

  • 普段生活をしていて、こういうことがあったらすぐに病院で検査を受けた方が良いというような症状があれば教えてください。

    大きく分けて、脳血管障害と認知症の二つの症状に注意が必要です。脳血管障害に関しては、一過性脳虚血発作によって一時的に手が動かない、言葉が出ないなどの症状が起こり、その後自然に戻るのですが、これが脳梗塞の前触れだったりします。また、認知症では何となくおかしい、何となく変だという時点で医療介入することでのちのちのアルツハイマーなどを回避することや病気の発症を遅らせることができます。

  • 予防医療の重要性についてお考えを詳しくお聞かせください。

    日本が超高齢社会になって、平均寿命が延びて皆が長生きしていることはとても喜ばしいことでありますが、病に伏せたり、介護が必要だったりする期間をできるだけ短くし、「健康寿命」をできるだけ長く保つことが非常に大事になってきます。人生最後まで元気でいるためには、健康なうちから自分の身体のケアを行い、生活習慣病に気を付け、定期的に健診を受けることがとても大切だと思っております。

  • 予防医療の重要性を伝えるための取り組みについて教えてください。

    一つは、人間ドックなどの健診業務を行っていることをホームページに掲載し、紙媒体を院内に掲示することで周知して、なるべく地域住民の方々に健診を受けていただき、生活指導や特定健診、特定保健指導などを参考に生活習慣病を予防していただきたいと思っています。あとは、当院を退院した受診者のご家族やご近所の方などに、健診を受けるように口コミで広げていただくようにプロモーションなどに力を入れています。

  • 健診にかける熱い想いについて、詳しくお聞かせください。

    今までも申し上げてきましたように健康寿命を伸ばすことが大事なのですが、そうは言ってもなかなか皆さん自分自身のことだと捉えておられないようなところがあります。そのため「自分のことなんだ」、「自分の身体は自分で守る」、「自分の健康は自分で増強する」という意識を皆さんに持っていただけるように、健康なうちからそれを維持する必要があるということを呼びかけ、機会があれば丁寧にお話をさせていただいています。

  • 今後、飯能靖和病院をどのような医療機関にしていきたいとお考えですか?

    当院は、埼玉県西部に位置し、回復期や特殊疾患病棟もあります。そのため、お年寄りが急変したときにみんながみんな救命センターなどで治療するのではなく、当院に来ていただいて受診者が納得していただけるような医療を私たちが提供し、ここで最期を迎えられてよかったと思えるような方がどんどん増えてくるような、そのような地域の中核病院として発展していくようにスタッフ一同、日々努力しています。

掲載している情報についてのご注意

各医療機関の情報(所在地、診療時間等)について誤りがある場合は、お手数ですが下記メールフォームからお問い合わせをお願い致します。誤りを報告する

検査コース一覧