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視力検査はランドルト環という円の一部が切れた図形(アルファベットのCをイメージしてください)や文字を使い、一定の場所からどれくらいの大きさの図形や文字であれば識別ができるか?をもって視力を判定します。片目ずつ測定を行い左目と右目の視力を個別に調べていきます。

視力異常をきたす病気

目が見えるという現象は、世界の様子が眼の瞳孔から網膜に映り、それが視神経を通じて脳の視覚野とよばれる領域で処理されることで成り立っています。

したがって視力の異常は目の異常だけに限らず、視神経や脳の異常、あるいは視神経や脳を外から圧迫する異常な構造(腫瘍や血管の異常など)の存在でも引き起こされます。具体的には原因部位別に分けて以下のような病気があげられます。

原因部位 考えられる病気
眼の異常 近視、乱視、遠視、老眼、白内障、緑内障、角膜炎、硝子体出血 、眼底出血、糖尿病網膜症、網膜剥離、網膜中心動脈閉塞症、網膜中心静脈閉塞症、中心性網脈絡膜症、黄斑変性症など
視神経の異常 視神経炎(さまざまな要因があります)、多発性硬化症、下垂体腫瘍や動脈瘤による視神経の圧迫など
脳の異常 脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など
           

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