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消化管検査は「上部消化管」と「下部消化管」に分けて考えます。上部消化管検査では、食道や胃、十二指腸を、下部消化管検査では主に大腸を検査します。どちらもX線検査と内視鏡検査があり、それぞれ望ましい受診頻度が違います。

上部消化管検査は、年に1回程度の受診が望ましいとされています。2016年に厚生労働省は「50歳以上なら、少なくとも2年に1度は上部消化管内視鏡検査の受診が望ましい」としています。同X線検査の場合、毎年の受診がおすすめです。

一般的に胃がんにくらべて大腸がんは進行が遅いと考えられています。そのため、便潜血検査で陽性の場合に、下部消化管内視鏡検査を受診するという考え方でよいとされています。ただし、大腸ポリープが見つかったことがあったり、近親者に大腸がんになった人がいる場合、毎年の受診がおすすめです。