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ABC検査とは、採血による「ピロリ菌検査」と「ペプシノゲン検査」を組み合わせて、胃がんにかかる危険性を危険度に応じて分類・評価する検査です(胃がんそのものを発見するのではありません)。

ピロリ菌検査は、胃がんの発生原因といわれる「ヘリコバクター・ピロリ菌(ピロリ菌)感染の有無」を、ペプシノゲン検査は、「萎縮性胃炎の程度」を調べます。

ピロリ菌は、幼年期(4~5歳くらい)に経口で感染し、それが萎縮性胃炎の原因になるとされています。60歳以上の人はピロリ菌感染率も高く、萎縮性胃炎も進んでいる場合が多く、胃がんに罹患する危険性は高いといえます。また、団塊の世代が70歳前後となる2020年ごろ、胃がんによる死亡者数がピークに達するともみられています。