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MRI(磁気共鳴画像診断)検査とCT(コンピュータ断層撮影)検査は、人間ドックのオプション検査項目として一般的です。MRI検査はMagnetic Resonanse Imagingの略、CT検査はComputed Tomographyの略です。

たとえば、主に脳卒中スクを調べるために、頭部MRI検査/頭部MRA(磁気共鳴血管撮影)検査が用いられ、また、主に肺がんの危険性を調べるために、胸部CT検査が使用されています。

MRI検査/MRA検査は、強力な磁石や電波を利用して臓器や血管を立体的に撮影します。磁気を用いるため、検査時にペースメーカや金属類などを身に着けることはできません。また、トンネル状の撮影装置のなかで撮影されるため、受診者が閉所恐怖症の場合は撮影が難しいといわれています。

ただ最近は、視界が開けている撮影装置を用いるオープン型MRI検査を実施している施設もありますので、人間ドック紹介サイトなどを参考することがおすすめです。

MRI検査とCT検査は撮影方法が違うため、得意な検査分野(部位)がそれぞれ異なります。

MRI CT
得意な検査分野
脊椎
四肢
子宮
卵巣
前立腺など
心臓
大動脈
気管支
肺などの胸部
肝臓等腹部の臓器など

検査に要する時間は、MRI検査で30~40分程度、CT検査では撮影そのものは数秒で終わります。