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人間ドックの内容は、実施している病院・クリニックによって多少異なることがありますが、標準的には次のとおりです。

標準的な1日人間ドック(日本人間ドック学会)

検査項目 検査の内容
身体計測 腹囲測定や体重により肥満度を測定
問診・診察 問診票で自己申告・医師による診察(聴打診含む)
血液検査 肝機能や腎機能など、各機能を血液から調べます。
尿検査 尿中に糖・たん白・潜血がないかを調べます。
便潜血検査 便に血が混じっていないかを調べます。
血圧測定 血圧を測り、高血圧かどうかを選別します。
視力検査(視力測定) 近眼・老眼の選別を行います。
眼圧検査 緑内障および網膜剥離などをチェックします。
眼底検査 眼底の血管の状況や正常眼圧緑内障を調べます。眼科領域だけでなく高血圧症・糖尿病といった血管に影響がでることのある内科疾患の判定が行われます。
心電図(安静時心電図、運動負荷心電図) 胸に6個・手足に4つの電極を付けて安静時・負荷時の心臓の状態を調べます。心臓の動きをチェックし、心疾患を発見することが目的です。運動負荷心電図はほとんどが2日ドックで行われます。
聴力検査(聴力測定) 難聴のチェックを行います。
肺機能検査 息を吸ったり吐いたりしながら、酸素を取り込む呼吸機能を調べます。
胸部X線検査(正面・側面の2方向) 肺や心臓・縦隔・胸部大血管等を平面・側面から撮影し、胸部臓器の形状と異常陰影をチェックし、病変の存在と範囲などを見ます。
腹部エコー検査(腹部超音波検査) 腹部に超音波を発信し、そこから返ってくるエコー(反射波)で診断します。5臓器:肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、脾臓を調べます。さらに腹部大動脈も調べています。
上部消化管検査 一般的には、食道から胃部・十二指腸までX線バリウム検査を行いますが、近年、上部内視鏡検査(経口・経鼻)を選択できる健診施設も増加しております。内視鏡検査時に、保険適用で、病変の組織検査を同時に実施する事も可能です。
大腸内視鏡(下部消化管内視鏡検査) 肛門よりカメラを挿入し、直腸から結腸もしくは回腸末端にかけて観察します(便鮮血の精密検査で実施する場合がほとんどですが、オプション検査として実施している施設もあります)。

上記検査に並行して、健診受診日に医師による結果説明や生活指導・栄養指導を実施している、健診施設も増加しています。本人の希望で上記以外のオプション検査を並行して受診が可能です。
2日人間ドックでは負荷心電図・糖負荷検査や喀痰検査等が追加検査として実施されている健診施設もあります。