人間ドックと検診予約サイト EPARK人間ドック

人間ドックの受診は、前日夜から何も食べないことが基本です。食事だけではなく、水以外の飲みものも基本的に不可能です。大きな理由は、胃に内容物があると胃内視鏡検査が不可能になるためです。そして、血液検査の値にも「受診前の食事」が大きく影響します。

血液検査の項目で食事に影響されるのは、「中性脂肪」「血糖値」「インスリン」です。

「中性脂肪」は脂質異常を調べる項目です。数値の基準が空腹時のため、食事の影響が残っていると数値が高くなり”異常”と診断される可能性があります。

「血糖値」「インスリン」は糖尿病の有無を調べる項目です。これらも空腹時の数値が基準です。食事の内容や代謝によって数値に差がでやすいので、空腹時を基準としているのです。

胃内視鏡検査なら検査前あるいは検査開始直後に、胃に内容物があるかどうかがわかります。一方、血液検査は自己申告しない限り、誰にもわかりません。間違って朝食を食べたにもかかわらず申告しないまま受診すると、”要再検査”とされる可能性があります。