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人間ドックの目的は、疾患の兆候を発見し、予防することにあります。なかには、「要再検査」「要精密検査」という結果を聞きたくない、再検査で時間をとられたくないという理由から、受診の1カ月、あるいは数日前からダイエットや節制生活を送る人もいます。

実際、肝機能を示すγ-GTPの値は、受診前数日間の飲酒によって変わります。ほかにも、血糖値や中性脂肪、尿酸値など、受診前数日間の食生活に影響される検査項目は少なくありません。

しかし、「悪い結果を聞きたくないから、節制する」のは、人間ドック本来の目的からはずれます。できるかぎり通常の生活のなかで、「身体がどのような状態なのか」を知るべきです。

ただ、暴飲暴食などは検査結果への影響があまりに大きいですし、そもそも空腹時の数値、安静時の数値が必要な検査項目も多いです。医師の指示にしたがって受診すべきです。