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日本人の死因は現在、がん(悪性新生物)、心臓疾患(心筋梗塞など)、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)が上位を占めています。ただ、一般的な人間ドックでは、「脳」に関する検査はほとんど実施されていません。

そこで、専門の脳ドック(オプション検査)で、脳を調べることが推奨されます。受診する施設を選ぶ際にまずチェックすべきは検査内容です。日本脳ドック学会では、脳ドックで実施すべき検査項目として次のものを定め。実施するように指導しています。

・問診(病歴・家族歴など)
・診察(聴診・血圧検査・簡単な知能検査など)
・血液・尿・生化学検査
・心電図
・頭部MRI
・頭部と頸部のMRA

これらの検査項目があるかどうかは、施設選びの参考になります。また、それらに加えてCT検査や頸部の超音波検査が実施されることもあります。

ただし、CT検査だけを実施して、MRI検査をしないことは、現在ではまずありません。万が一、そうした脳ドックを実施する施設があるとしたら、別の施設を選んだほうがよいです。