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上部内視鏡検査は、細いグラスファイバーの管を口や鼻からそう入して先端部のCCDカメラによって、食道・胃・十二指腸を観察し撮影する検査です。

内視鏡検査では、(保険診療と自由診療を同時に実施する)混合診療が可能です。そのため、受診者が承諾すれば、病変カ所の組織を一部採取して顕微鏡などで調べる検査「生検」も可能です。

現在、上部内視鏡検査では、経口よりも経鼻による検査が増加している傾向があります。受診者にとっては、経鼻検査のほうが経口検査よりも、強い吐き気をもよおす状態(おう吐反射)が少ないことが主な理由です。

ただ、現状で胃部検査に関しては、胃部X線撮影が基本とされています。そのため上部内視鏡検査を希望すると、健診施設によっては数千円の差額がプラスされる場合があります。