DWIBS（ドゥイブス）とは、Diffusion-weighted Whole-body Imaging with Background body Signal suppressionの 略で、「全身MRI検査」「DWI」とも呼ばれます。電磁気を利用して身体の内部を調べるMRI装置を用い、頸部〜胸部・腹部・骨盤までを一度に撮影してがんリスクを調べます。
１回の撮影で全身のほとんどをカバーでき、30分～１時間で終了します。事前の検査薬の注射が必要なく、MRIの検査台に横たわっているだけで終了し、痛みをほとんど感じないことが特徴です。
DWIBS（全身MRI検査）で発見が得意ながんリスクは、すい臓がん・乳がん・子宮がん・甲状腺がん・肺がん・前立腺がんなどがあります。
DWIBS（全身MRI検査）の受診費用は、健康な方が人間ドックでDWIBSを受ける場合、自由診療扱いで全額自己負担となります。胸部CT検査や胃カメラ検査などと合わせて7～10万円台といわれます。医療機関によっては、さらに広い範囲を調べるために脳ドックや腫瘍マーカー検査と組み合わせた検査コースを設定している場合もあり、15～19万円前後で提供されるコースが多いでしょう。