人間ドック

人間ドックの補助金のこと|健康保険の適用有無や補助金制度を解説

坂井橋クリニック 廣田久佳 医師

この記事の監修ドクター

坂井橋クリニック 院長
廣田 久佳

【略歴】
1976年 三重大学医学部 卒業
1994年 坂井橋クリニック 院長就任
【資格】
日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医

人間ドックの受診は原則、全額自己負担のため、健康診断に比べて割高なイメージを抱いている人が多いのではないでしょうか?事実、割高ではあるのですが、人間ドックを受けるにあたって利用できる補助金制度を使えば、金額の負担は軽減されます。

誰でも活用できるわけではありませんが、上手に活用すれば割安で人間ドックを受けられる、お得な補助金制度。どんな制度なのか、探っていきましょう。

目次
  1. 加入している保険の種類によって、補助金の内容は異なる
  2. 事例|東京都で受けられる補助金(台東区)
  3. まとめ:補助金制度を、人間ドックを受診するきっかけにしよう

加入している保険の種類によって、補助金の内容は異なる

人間ドックの受診費用は原則、全額自己負担です。しかし、助成金の対象者や利用の条件が合えば、補助金制度をうまく利用することにより、割安で受診できる場合もあります。
まず、保険証の「保険者名称」(自分が所属している保険の種類)をチェックしてください。補助金は受診者が所属している保険の種類で異なります。

社会保険(企業に勤めている人や公務員など)

所属している健康保険協会・健康保険組合によっては、人間ドックの費用を一部補助していることがあります。なお、保険加入者だけではなく、扶養家族(配偶者や子ども)も含まれる場合もあるので、確認してみましょう。

国民健康保険(個人事業主や自営業者、年金受給者、無職の人など)

国民健康保険に加入していて、国民健康保険料の滞納がない場合、人間ドックの費用が、一部、補助されます(基本的に、年度内に1回の申請です)。

民間保険会社の割引サービス

契約している生命保険や損害保険によっては、人間ドック受診費用の割引サービスを受けることができます。保険会社によりサービスはさまざまですが、提携している人間ドック施設を紹介してくれることもあるようです。


注)上記3種類は補助金制度がない場合もあり、あったとしても、対象年齢や補助金額、補助金を受け取るタイミングが異なるケースもあります。詳細については、各担当窓口へお問い合わせください。

事例|東京都で受けられる補助金(台東区)

自治体の補助金制度がどのような内容になっているのか、東京都台東区の補助金制度を見てみましょう。

台東区の補助金制度

条件
申し込み時点で満35歳以上。台東区の国民健康保険または後期高齢者医療制度加入者で、前年度までの保険料を完納していること(妊娠中の方は除く)
補助額
2万円(1人。年内1回)
対象
日帰り人間ドック
医療機関
台東区内の指定契約医療機関

補助金受給までの流れ

  1. 国民健康保険課に電話などで申し込み(事前)
  2. 申請書が届く
  3. 指定の医療機関に予約
  4. 申請書に必要事項を記入・押印し、国民健康保険課に返送
  5. 「補助決定通知書」が届く
  6. 人間ドック受診日に医療機関に通知書を提出
  7. 2万円の補助金を受給した後の金額で受診する

台東区の場合、1回4万円の人間ドックを受診するときにこの補助金制度を利用すると、費用の半分を補助金で補えることになります。

その他の自治体(東京都)の補助金制度

東京都では、千代田区、台東区、品川区、大田区、荒川区などで国民健康保険加入者への補助金制度があります。対象年齢や補助金額などは自治体によってさまざまで、受診施設も台東区のように指定の場合もあれば、その自治体以外にある施設でも申請対象になる場合もあります。

まとめ:補助金制度を、人間ドックを受診するきっかけにしよう

一般的に、スタンダードな人間ドックでも4~5万円の費用がかかります。人間ドックの受診は原則、全額自己負担のため、補助金制度の利用は人間ドック受診機会の拡大にもつながることでしょう。費用面で人間ドックの受診をためらっている人は、ぜひ活用してみてください。

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