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東京都江東区の人間ドック・検診関連情報

江東区における「胃がんリスク」の把握に向けた検診

江東区では、胃がんを発見する「胃がん検診」とは別に、平成29年に「胃がんリスク層別化検査」が始まりました。自己負担額は500円で、今年度は平成30年度内に40・45・50・55・60・65・70・74歳になる江東区民を対象として検査を実施します。「胃がんリスク層別化検査(ABC検査)」では、ピロリ菌感染の有無を調べる検査(ピロリ菌抗体検査)と、胃粘膜の萎縮の状態を調べる検査(ペプシノゲン検査)で、将来胃がんになりやすい状態かを判定する血液検査が行われます。

江東区にがん等の疾患傾向

東京都人口動態統計(平成23年)によると、江東区の平成23年主要死因別死亡順位は、区部及び東京都と同様、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」が上位3位を占めています。さらに、江東区保健衛生事業における年齢階層別主要死因別死亡数(平成24年)は、「がん」が40歳から、「心疾患」と「脳血管疾患」が60歳から増加しています。そのうち、「がん」の死亡数を性別でみると、男性の方が女性より多くなっています。特に平成24年は最も性別差が大きく、男性の方(760人)が女性(480人)よりも280人多くなっています。

江東区民のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防

メタボリックシンドロームを予防するためには、運動習慣、食生活、そして禁煙など、一人ひとりによる主体的かつ総合的な毎日の健康づくりが不可欠です。江東区では、「4つの健康習慣でメタボ予防!」と題して、メタボリックシンドロームを防ぐ4つの健康習慣について、江東区の保健所、各保健相談所、区役所でパンフレットを配布しています。江東区メタボ特区シンドローム予防イメージキャラクターの「ペンタマン」が目印です。パンフレット中では、江東区内でおすすめのウォーキングコース等を紹介しています。

商店街との協力による健康づくり応援店(禁煙の店舗情報)の充実を目指す

平成14年に健康増進法が施行され、飲食店の経営者にも、受動喫煙防止対策をとる努力義務ができました。江東区では、全面禁煙・完全分煙・時間禁煙を実施している区内飲食店を登録し、その情報を希望に応じて公開しています。この背景には、平成26年3月に最終年度を迎え終了した「江東区健康プラン21」において、「がんの予防」を重要課題のひとつとして掲げ、各種がん検診の実施や知識普及・啓発活動などがん対策に取り組んできたものの、胃がん・肺がんの検診受診率が不十分であることがあります。そこで、江東区民や医療機関等の関係者と連携を図りながら、「がんを予防し、がんの早期発見・早期治療を進め、たとえがんになっても安心して暮らせるまち・江東区」を目指しています。