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大腸がん

大腸がんは女性の部位別がん死亡数で1位

大腸がん

大腸がんは、肺がん、大腸がんとならび、部位別のがん死亡数(2016年)の上位(国立がん研究センターの統計によると男性で3位、女性で1位、合計で2位)です。厚生労働省が2017年9月に公表した「2016年 人口動態統計(確定数)」によると、がん(悪性新生物)による死亡数は37万2,986人。そのうち大腸がん(結腸がん+直腸がん)は5万0,099人(結腸がん3万4,521人、直腸がん1万5,578人)でした。

大腸がんは、罹患しても早い段階では自覚症状はないとされています。進行した場合に多くみられる症状には、血便、下痢と便秘の繰り返し、便が残る感じ、腹痛、貧血、原因不明の体重減少などがありますが、出現頻度が高い血便は、痔などの良性疾患でも似た症状が起こる場合があります。そのため、大腸がん検診によって早期に大腸がんリスクを見つける意義は大きいです。

便潜血反応検査/大腸カメラなどが代表的

大腸がん検診の代表的な検査としては、次のものがあります(検査コースや健診施設によって異なります)

<便潜血反応検査(2日法)>
便に血液が混じっているかどうかを調べる検査です。便を2回とって調べます。「基準値」は、陰性(-)。陽性(+)の場合、大腸がん、潰瘍性大腸炎、大腸ポリープなどに罹患している可能性が考えられます。消化器からの出血を発見する検査であり、目で見てもわからない程度のわずかな出血でも陽性(異常)となります。自宅あるいは健診施設で便を採取して、指定の容器に入れて提出します。1回のみでは不確実なため、多くの施設では2回検体を提出します。

<大腸内視鏡検査(下部消化管内視鏡検査:大腸カメラ)>
肛門から内視鏡をそう入し、大腸の粘膜の状態を直接観察する検査です。大腸がんのほか、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎などの発見に役立ちます。検査前に自宅あるいは健診施設で下剤を内服して腸内を空にした状態で検査に臨みます。横向きに寝て、肛門から内視鏡を入れて奥へ進め、通常は10分から30分程度で検査は終わります。大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎などの疑いがあれば、一部を採取し組織検査を実施することが一般的です。

このほか検査コースや健診施設によっては、大腸CT検査(大腸3D-CT検査、CTコロノグラフィー、CTC)を実施するケースも登場し始めています。肛門から炭酸ガスを注入して大腸を拡張させたうえで、マルチスライスCT装置で撮影する検査法です。臨床上問題とされる6mm以上の隆起性病変の有無を調べることが主な役割です。

40歳代から増加し始め、高齢になるほど高まる罹患率

大腸がんの罹患率は、40歳代から増加し始め、50歳代で加速され、高齢になるほど高くなります。また、危険因子としては、生活習慣では飲酒や肥満が、食生活では牛肉・豚肉や加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)の摂取増加が指摘され、親族に罹患者がいるなどの家族歴も知られています。そうしたケースにあてはまる人を含むすべての受診者にとって、大腸がん検診は、大腸がんリスクの現状を把握し、早期対応に役立てるという意味を持っています。