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2015年には約37万人が死亡

いうまでもなく、日本における死因の1位を占めています。厚生労働省の2015年人口動態統計(2016年12月公表)によると、悪性新生物(がん)による死亡数は、37万0,346人(男性:21万9,508人、女性15万0,838人)です。

これは、同時期の死亡数全体129万0,444人(男性:66万6,707人、女性62万3,737人)に対し、28.7%に相当します。性別でみると、男性では32.9%、女性では24.2%を占めていずれも1位です。

いっぽう同じ統計によると、他の主な疾患による死亡数は次のとおりです。2位は、心疾患(高血圧性をのぞく)の19万6,113人(男性:9万2,142人、女性10万3,971人)/3位は、肺炎の12万0,953人(男性:6万5,609人、女性:5万5,344人)/4位は、脳血管疾患(脳梗塞、脳な出血など)の11万1,973人(男性:5万3,576人、女性:5万8,397人)。やはり、がんによる死亡数が多いことがわかります。

死因最多部位:男性は肺/女性は大腸

また、国立がん研究センターの統計(2017年7月時点の最新)によると、2014年におけるがんの部位別死亡数の順位は次のとおりです。

・男性:肺/胃/大腸/肝臓/すい臓
・女性:大腸/肺/胃/すい臓/乳房

同じ統計で、2012年におけるがんの罹患数(全国推計値)が多い部位の順位は次のとおりです。

・男性:胃/大腸/肺/前立腺/肝臓
・女性:乳房/大腸/胃/肺/子宮

がんは、早期に発見するほど治癒の可能性が開ける疾患です。そのため、人間ドックにおける主要な検査項目となっています。定期的に健診を受診することは、自らの健康を管理するためにもきわめて重要であることが、これらの統計からもうかがうことができます。

受けるべき主な検査

X線検査
超音波(エコー)検査
CT検査
MRI検査
PET検査(PET-CT検査を含む)
腫瘍マーカー