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日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医による内視鏡検査に注力しており、負担のない検査を心がけております。

: 【Dr.インタビュー】石橋史明先生
当院では特に内視鏡検査に注力しています。内視鏡検査は技術や経験によって検査の質が大きく変わってきますので、すべて日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医が実施しています。長年培ってきた経験から、痛みや負担の少ない検査を心がけ、定期的に受診していただけるよう意識しています。また、不安を少しでも軽減できるよう、スタッフ一同アットホームな雰囲気で皆さまをお迎えしています。

貴院を訪れる受診者のプロフィールや、健康意識の傾向について教えてください。
当院は開業から10年を迎え、これまで健診や一般診療に携わってきました。特に健診においては、胃と大腸の内視鏡や婦人科検診、乳腺検診を特に強化して行っております。当院では、「地域において見つかったものはその場で治療する」という精神で、健診で見つかった疾患に関してはそのまま一般診療にて追加検査や治療を行っています。長年にわたり地域の皆さまに貢献してきた当院でぜひご受診いただければと思います。
予防医療の重要性について教えてください。
予防医療は1次予防～2次予防までありますが、当院では病気が発症する前の早期発見を大事にしています。例えば生活習慣病も、相互に影響しあうことでより重症化することも分かってきていますので、早めの対応が重要になります。特に私は消化器内科を専門としていますので、肝疾患には力を入れており、肝硬変からがんに発展させないような予防医学を意識しながら、受診者さまと接しています。
プレミアム人間ドックについて教えてください。
プレミアム人間ドックの特徴は、大腸内視鏡検査が含まれていることです。元々日本人は大腸がんリスクが非常に高い傾向にあり、大腸がんを早期に予防するためにも、この検査が重要だと考え取り入れました。大腸がんにかかりやすい方の特徴についても今のところまだ研究段階ですので、すべての方にかかりうる可能性を考えていくとぜひ受けていただきたいです。受診のチャンスを提供することも、われわれの役目だと思っています。
胃カメラ（経口）や大腸カメラの受診を推奨する年代やプロフィールについて教えてください。
大腸がんについては欧米で研究が進められていますが、現段階でどのような方がかかりやすいかの答えが出ていません。そのため、どなたでもかかりうる可能性を考えると、全員に必要な検査だと思っています。特に40歳を過ぎると大腸がんに関わらず疾患リスクは高まるため、より推奨しています。また、胃カメラ（経口）に関してもピロリ菌の有無を知るチャンスになるので、まだの方は一度受診されることをおすすめします。
胃カメラ（経口）・大腸カメラの負担軽減につながる配慮について教えてください。
内視鏡検査をより快適に受けていただくための工夫を、当院でも行っています。まず、日本内視鏡学会内視鏡専門医が検査を担当しヒアリングを行うことで少しでも受診者さまに楽な検査ができるよう考えています。また、環境整備も重要であり、鎮静剤の使用もおこなっています。特に胃カメラ（経口）の場合は嘔吐（おうと）反射が強く出ますので、寝た状態で楽に検査を受けていただけるようお勧めしています。身体に負担の少ない麻酔を使用していますので、検査終了後も速やかに行動していただけます。
専門医が検査を担当することの強みについて教えてください。
内視鏡検査は細やかな技術が必要となります。そのため、まず第一に安全を考えて行わなければなりませんし、その検査を正しく把握できる知識も要します。この二つを備えているのは内視鏡の専門医になりますので、最低限の担保として、当院では日本内視鏡学会内視鏡専門医による検査を実施しています。その中でも頼りがいのある医師を見つけて、何でも気軽にご相談いただけるようスタッフ一同日々考え、行動しています。
フォローアップ体制について教えてください。
検査において何か異常が見つかった際には、当院で対応できるものに関してはそのまま検査・診療に進みます。特に消化器内科の領域については知見を持った医師が多くそろっていますので、ご不明な点など、何でもご相談ください。また、治療が必要な場合には、われわれが提携している近隣施設を紹介していますが、紹介するだけでなくその後のヒアリングも行い、最後までフォローアップできるよう努めています。
施設内環境について教えてください。
当院は2019年5月に改装を行いました。まず、待合スペースを拡大し広々と過ごせるようないたしました。また、より多くの受診者さまに利用していただけるようロッカールームも拡大しきれいにしました。もちろんウオーターサーバーや雑誌もご用意していますので、お気軽にご利用ください。
受診者さまへメッセージをお願いします。
自分を守るためにあるのが健診です。症状が出てからではなく、出る前に発見することがいま求められています。予防医学は日本経済を守ることにもつながると考えていますので、ぜひ皆さまも健康なうちに健診や人間ドックを受けてください。そしていつまでも健康で元気に毎日を過ごしていきましょう。