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葉山ハートセンターインタビュー

女性院長目線の、女性に向けた検査コースをご用意しています。

院長:田中 江里 先生
当院は院長が女性ということもあり、女性向けやプレコンセプションに注力した検査をご提供しています。女子旅や旅行のついでに来られるようにと、ホテルのような内装でリラックスした環境で検査が受けられるような工夫もしています。待合室や診察室からは相模湾が見渡せる良いロケーションとなっています。

  • 貴院が考える予防医療の重要性について教えてください。

    病気は一度かかっても再発する可能性もありますし、家族歴や既往歴も大きく関わってきます。そのため当院では、今までの関連を含めて検査を進めていきたいと思っています。将来的にかかる病気が分かれば予防も対策もできますので、結果的に予防医学につながると考えています。元気で長生きしていただくためにも、私は人間ドックの受診を勧めています。

  • 貴院を訪れる受診者のプロフィールや、健康意識の傾向について教えてください。

    当院は元々循環器ハートセンターという名前で、循環器や心臓外科を中心に行っていました。当時からの患者さまが長年にわたり通ってくださっています。今は急性期の病院として、すぐにかかれる病院として広めていきたいと思っています。また、葉山町に位置する当院は、近隣住民が患者さまとしてお越しいただくことが多いため、今後も地域に密着した医療を提供していきたいです。

  • 人間ドックの受診が推奨される方のプロフィールを教えてください。

    疾患リスクは、家族歴や既往歴が非常に重要となるため、ご自身で当てはまる方には早めに受診を推奨しています。特にがんの場合、5年から10年と長い月日をかけて発症していきますので、早期発見が重要なポイントとなるのです。過去にがんにかかられているいる方は年に1回、家族歴のある方は数年に1回の頻度で構いませんので、定期的な受診をお願いします。

  • レディースがんドックについて教えてください。

    女性が何かトラブルを抱えた場合、婦人科クリニックに行かれると思いますので、当院でレディースドックを受ける方はまだまだ少ないです。当院では患者さまにリラックスして検査を受けていただけるように、木を中心とした落ち着いた雰囲気の内装をしており、落ち着いてドックに臨んでいただけます。余分なものは検査せず、必要なことのみを検査することも、時間短縮につながり患者さまの負担も少なくなります。

  • プレコンセプションケアについて教えてください。

    私自身女医であるため、当院だけの特徴のあるドックを作れないかと試行錯誤していました。その際に、結婚する前の若い女性がかかる疾患が多く、健康管理をきちんとしなければいけないと気づきました。そこで、婦人科系のがんを中心にした結婚前に知っておきたい疾患についてチェックすることで、次の人生に向かうお手伝いをできないかと思い、開発いたしました。レディースドックよりも若い結婚前の世代をターゲットにしています。

  • 乳がん検査について教えてください。

    当院での乳がん検査は、主にエコーでの検査になります。以前までは40代後半から50代を中心にかかる疾患でしたが、今では20代のうちからかかる疾患となり、発症年齢も下がってきています。特に日本は諸外国に比べると、健診受診率が格段と低いです。検査を受ける環境を少しでも整えていくためにも、プレコンセプションケアの重要性は大きいと思います。

  • フォローアップ体制について教えてください。

    当院ではCTもMRIも備えていますので、検査で何か異常が見つかった場合でもそのまま当院にて治療が可能です。まずは面談をして、患者さまのお気持ちを聞き、転院したいとの希望があれば紹介状を発行します。また、結果説明をする際には、言葉だけでなく検査画像を見ながら説明をすることで、見落としを防いだり患者さまの不安を軽減したりする工夫もしています。

  • 受診者へアピールしたい点やアドバイスなどありますか?

    当院の一番の特徴は、目の前に広がる相模湾を眺められるビューがあることです。建物も木を中心とした造りとなっており、非常に落ち着いた雰囲気の中で検査を受けることができます。予約数も多くは取っていないので、人数の少ない中でゆったりとしたドックを提供しています。また、女性に向け開発したドックを今後も皆さまに進めていきたいと思いますので、お気軽にご受診ください。

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