総合健康管理センター　灘ドック健診クリニック

胃がん・食道がん・十二指腸潰瘍のリスクを検査

総合健康管理センター　灘ドック健診クリニックは、「人間ドック標準コース」を提供しています。日本人間ドック学会で定める検査項目を網羅していて、生活習慣病をはじめ、がん・心臓病・脳卒中など各種疾患を調べます。
胃・食道・十二指腸に対する検査項目は、胃部X線検査としています。胃部X線検査は、高塩分食品の過剰摂取や喫煙習慣などのライフスタイルが発症要因となりやすい胃がん・食道がん・十二指腸潰瘍などのリスクを調べます。

胃カメラは「経口方式／経鼻方式」のいずれにも対応

当院は「人間ドック胃カメラコース（経口または経鼻）」も設定しています。調べる疾患リスクなどは人間ドック標準コースと共通です。
検査項目もほぼ同じで、胃・食道・十二指腸に対する検査項目として、胃カメラを実施します。当院の胃カメラは、内視鏡を口から通す「経口方式」と内視鏡を鼻から通す「経鼻方式」のいずれにも対応します。胃カメラは内臓壁を直接観察し、必要な場合が組織採取にも対応することが特徴です。

乳がん・子宮がんを含む各部位のがんリスクを調べるオプション検査を用意

総合健康管理センター　灘ドック健診クリニックでは、人間ドックの各コースに追加できるオプション検査項目を用意しています。
当院ではとくに、「胸部CT検査」と「ABC検査」の追加を推奨しています。胸部CT検査では、主に肺がんリスクを調べるので、喫煙習慣のある人などに推奨します。ABC検査は「ピロリ菌抗体検査」と「ペプシノゲン検査」の両方を実施することで、胃がんリスクを評価します。胃部X線検査・胃カメラと併せて受診することで、胃がんの発症リスクを多角的に調べます。

マンモ・乳腺エコー・子宮頸部細胞診・経膣エコー

当院では女性向けのオプション検査項目として、乳がんリスクを調べる「乳腺超音波（エコー）検査」「乳房X線検査（マンモグラフィ）」、子宮頸がんを調べる「子宮頸部細胞診」を用意しています。
また、「経膣エコー検査」を設定しています。子宮頸がんだけでなく、子宮体がん・卵巣がんのリスクも調べます。そのため、当院では経膣エコー検査を追加する人が多く見られます。乳がん・子宮がん検査は、検査技師・医師共に女性スタッフが担当します。

読影はダブルチェック／検査結果は3週間を目安に郵送

総合健康管理センター　灘ドック健診クリニックは、総合病院の神鋼記念病院に併設された健診施設という特徴を活かし、当院と病院側で検査画像のダブルチェックを行う読影体制を整えています。
検査の結果報告は、受診後3週間を目安として郵送しています。ただし、緊急を要する所見が見つかった場合は状況に合わせて臨機応変に対応します。

母体である神鋼記念病院との連携で早期治療へと移行

当院で人間ドックを受診した結果、問題点が見つかった場合には、複数の診療科を持つ総合病院である神鋼記念病院での2次検査や診療へと移行します。
神鋼記念病院との連携体制を構築しているるため、当院から予約を取ることもできます。

女性受診者へ配慮した受診しやすい環境づくりを志向

総合健康管理センター　灘ドック健診クリニックは女性スタッフも多く、乳がん・子宮がん検査などの女性向け検査では、女性スタッフが対応します。当院では「女性が受診しやすい環境づくり」を心がけています。
また、院内は車いすによる移動にも対応したバリアフリー構造としています。若い世代から高齢者までの幅広い年代の人に受診してもらえる健診施設を目指しています。神戸市内の中心街に立地しているので、人間ドック受診後には買い物や食事も楽しめる環境にあると当院は考えています。