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大隈病院インタビュー

各検査に知見を持った医師・スタッフによる、健診の提供に努めています。

各検査に知見を持った医師・スタッフによる、健診の提供に努めています。

Dr.インタビュー:吉武 姿子 先生
当院のスタッフは日々自己技術の向上に研さんに励み、患者(受診者)様にとって有意義な健診となるよう、環境改善に努めています。肥満や高血圧からおこる疾患を発見し、一人でも多くの方の健康を願い、日々努めています。可能な限り、さまざまなご要望にお応えしていきたいと考えておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

  • 貴院を訪れる受診者のプロフィルや、健康意識について教えてください。

    当院は40年以上の歴史があり、地域密着型で患者(受診者)さまを受け入れています。脳外科があるのが大きな特徴で、24時間救急体制をとっていることから、地域の皆さまのために、開かれた医療の提供を目指しています。最近では、喫煙者も減ってきているため、健康意識の向上につながっていると考えています。定期的にご受診いただける方もいますので、健康サポートのお役に立てていることが大変うれしく思います。

  • 予防医学の重要性について教えてください。

    予防医学ではやはり、健康寿命を念頭に置き対応しています。特にがんやメタボ、高血圧、糖尿病、高脂血症、心筋梗塞といった疾患を見据え、早期発見・早期治療に力を入れています。また、長時間労働の末、食生活が乱れている方が多く来られます。そうした方には、食事や生活習慣のアドバイスをきちんと行い、日常の中から気を付けていただけるよう指導しています。

  • 人間ドックの受診を推奨する年代の目安や、受診頻度について教えてください。

    40代50代の方には積極的に健診を受けていただきたいと思っています。肥満を中心にして、さまざまな疾患につながっていきますので、自分の状態を早めに知っておくことが大切です。そして、人間ドックは年一回、脳ドックは二年に一回のペースで受診していただく事を推奨します。

  • 人間ドックの特徴と、重視している検査項目について教えてください。

    人間ドックでは、がん、生活習慣病、肥満から始まる動脈硬化や高血圧、糖尿病、高脂血症などを念頭に置いて検査項目を選んでいます。例えばがんの場合、MRIを基本にして早期発見を発見に努めます。若いうちから小さな梗塞巣がある場合には、予防的に薬を摂取し早いうちから対策をします。また、オプションを追加することで、より細かい検査も可能となっています。

  • 人間ドック検査で実施されている胃部X線検査、胃カメラ、ABC検査のそれぞれの特徴について教えてください。

    胃がんの原因は、ピロリ菌感染か慢性胃炎がほとんどですので、それに沿って検査ができるような体制をとっています。最近では手術をしなくても、内視鏡で治療ができるため、2センチ未満のがんを見つけることが内視鏡医の目標です。ピロリ菌検査が普及してからは、胃がんの発生率も減少しています。

  • 脳ドックについて教えてください。

    40代50代の死亡原因の上位に脳疾患があります。自覚症状がなく突然発症するので、未然に防ぐためには脳ドックが欠かせません。また、小さな梗塞巣はCTでは発見が難しく、MRが有効になってきますので脳ドックを推奨します。特に肥満や高血圧から脳疾患につながっていくケースも多いですので、ご自身もしくは家族にそうした疾患がある方は注意が必要です。

  • 結果報告・読影体制の方法について教えてください。

    当日中に結果が出る検査に関しては、当日の説明が可能です。画像検査はダブルチェックをとっていますので、お時間はかかりますが、正しい判断ができるよう努めております。説明時に特にこだわっているのは高血圧に対してのアドバイスです。場合によってはしかるべき医師を紹介させていただくケースもございますが、高血圧からさまざまな疾患につながりますので、大変重要だと考えています。

  • 受診後のフォローアップ体制について教えてください。

    検査で異常が見つかった場合には、当院にて二次検査や診療に移行しています。画像データはCDに焼いてお渡ししますので、そのまま紹介状と一緒に別の医院に行っていただいても大丈夫です。どこに行けばいいかわからない方でも、しかるべき医療機関へご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。

  • 院内環境・接遇面でのこだわりについて教えてください。

    胸部・胃のレントゲン、胃カメラ室、CT、MRI、エコーは同じフロアに置き、スムーズにご案内できるよう工夫しています。また、一般診療と検診フロアを分けることで、院内感染の予防、プライバシーの確保もおこなっています。ほかにも、コミュニケーションを積極的にとり、楽しい雰囲気を作りながら検査に臨むことで、患者(受診者)さまのリラックスにもなると考えています。

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