賛育会クリニック

生活習慣病やがんをはじめとした各種疾患の早期発見に注力

賛育会クリニックでは、健康状態を総合的にチェックする検査コースとして、「スタンダード人間ドック」を実施しています。これは半日ドックを基本とした検査内容となっており、生活習慣病をはじめ、がんや心臓病などの各種疾患の早期発見を主な目的としています。
また、腫瘍マーカー検査を中心に各種オプション検査も用意していますので、目的や要望に応じてスタンダード人間ドックに組み合わせてご受診いただけます。

上部消化管の検査は経口内視鏡検査（胃カメラ）を設定

スタンダード人間ドックでは、上部消化管の検査として「経口内視鏡検査（胃カメラ）」を標準設定しています。胃カメラでは、食道・胃・十二指腸の内部から観察を行い、胃がんをはじめとした上部消化管疾患の有無を調べます。また、当院では拡大観察機能を持つ内視鏡設備を導入し、異常を早期に発見できるよう努めています。
胃カメラでの受診が難しいという方には、採血で胃がんリスクの判定を行うABC検診での対応も行っていますので、お気軽にご相談ください。

「骨密度測定」で骨粗しょう症リスクをチェック

賛育会クリニックのスタンダード人間ドックには、「骨密度測定」が含まれています。年齢とともに低下する骨密度ですが、とくに女性の場合は閉経後に著しく低下する傾向があります。骨密度の低下を放置すると、転倒時などの骨折リスクが高まってしまい、今後の生活に影響を及ぼしてしまう恐れがあります。早期に治療へと移る、あるいは栄養指導・運動指導へとつなげるためにも、人間ドックで骨密度検査を行うことは重要だと考えています。

動脈硬化の程度を調べる「血圧脈波検査」も実施

当院の「スタンダード人間ドック」では、「血圧脈波検査（動脈硬化検査）」も標準実施しています。これは動脈の硬さやつまりをチェックして、心臓病・脳卒中にもつながる動脈硬化の程度を調べる検査です。また、閉塞性動脈硬化症（ASO）の発見にも役立ちます。閉塞性動脈硬化症は、下肢の血流が悪くなることで足先に冷感やしびれが現れ、さらに進行すると壊死が起こるケースもあるため早期発見が重要になります。

前立腺がんや子宮・卵巣がんリスクを調べる腫瘍マーカー

賛育会クリニックでは、男女別に腫瘍マーカー検査を追加した人間ドックコースもご用意しています。全身の健康チェックと同時に男女特有の疾患もチェックしたいという方におすすめです。男性向けには前立腺がんリスクを調べる腫瘍マーカー「PSA」を、女性向けには卵巣がんや子宮体がんリスクを調べる腫瘍マーカー「CEA」を実施します。また、PSAやCEA以外に、主に消化器系がんリスクのチェックに役立つ「CA19-9」を加えたコースもございます。

当院でのフォローアップや紹介状の発行にも対応

賛育会クリニックは、画像検査の読影について、ダブルチェック体制を整えています。検査結果については検査終了後に一通り説明させていただき、最終的な結果報告書は受診日から1週間を目安にお送りしています。
また、もしも要精密検査や要治療といった判定が出た場合には、引き続き当院で対応しているほか、他医療機関への紹介にも臨機応変に対応しています。