人間ドックと検診予約サイト EPARK人間ドック

毎月19日は「ピンクの日」です。これを機に乳がん検診の受診はいかがでしょうか。【乳がん検診についてはこちら

木村病院インタビュー

居心地の良い空間・土曜日受診の実施で多くの方が気軽に受診できる施設づくりを目指しています。

【Dr.インタビュー】理事長:木村 衛 先生
健診・人間ドックの受診率を少しでも上げるための取り組みとして、土曜日受診の実施を行っています。他にも、不安を持ってこられる方が多いので、木のぬくもりを大事にした、居心地のよい環境を作るよう意識しています。2012年にリニューアルを行い、動線をよくする工夫もしていますので、スムーズな検査を受けていただけると思います。

  • 貴院が担う役割と、受診者のプロフィルを教えてください。

    当院は58床の病院で、急性期以降のリハビリ、入院医療を主に行っています。一般診療では地域のプライマリーケアを担い、専門性をもって対応しています。この地域は会社勤めの人やファミリー層も多く、それぞれの世代が非常に健康意識が高いのも特徴です。

  • 予防医学の重要性について教えてください。

    現在の医療は、生活習慣病の対策が重要となってきています。生活習慣病は、糖尿病や高血圧など病気が進行してからでは治療が大変ですので、進行・発症する前に予防していきましょう。そのためには健診を受けることもそうですが、日ごろから健康管理に取り組んでいくことが重要だとも考えています。

  • 一般健診とは別に、人間ドックを受診することの意義について教えてください。

    生活習慣病、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの病気がターゲットになってきます。例えば脳梗塞の場合は、脳ドックが非常に重要になります。また、発症前に採血にて脳梗塞のマーカーを検査し、それに基づいて生活習慣病対策をしていきます。脳動脈瘤(りゅう)の有無や脳梗塞の早期発見をしていくことも重要です。

  • 脳血管障害の早期発見、早期対応が重要視される理由について教えてください。

    脳血管障害、脳梗塞、くも膜下出血、脳出血などはいったん発症すると後遺症をもたらすケースが多いです。後遺症をもたらすと、社会生活もかなり制限を受けるのが一般的であると考えられます。それを防ぐためにも、早期発見・早期対応が重要ですし、そこにおける人間ドックの意義は非常に高いと思っております。

  • 「脳ドック」「フル脳ドック」について教えてください。

    こちらの検査は、40歳を過ぎたらリスクを調べるという意味でお勧めしています。動脈硬化の症状は個人差があるので、一回目のドックで所見があれば年に一回くらいは受診しましょう。脳ドックはMRIとMRAを用いて行いますが、この検査では隠れ脳梗塞や動脈硬化の程度を発見することが可能です。フル脳ドックは頸動脈エコー検査も行い、全身の動脈硬化の程度を把握する目的があります。

  • 結果報告・読影体制について教えてください。

    画像検査の読影体制はダブルチェック体制をとっています。もし所見が見つかれば、次の検査や生活習慣病の改善などの指導を行っています。検査をするとすぐに結果が出ますので、その場で担当医からの説明が可能です。何か質問があればその際に何でも聞いていただければと思います。

  • フォローアップ体制について教えてください。

    当院の一般診療ではプライマリーケアを中心にしていますので、脳ドックで異常が見つかり治療が必要な場合には、連携先の専門病院を紹介しています。それ以外ですと、生活習慣病の管理やフォローアップなどは一般診療でその場で行っています。

  • 院内環境について教えてください。

    2012年にリニューアルを行いました。患者(受診者)さまの動線をわかりやすくすることを意識したのと、温かみのある病院を目指し、少しでも癒やしを与えられるような環境となっています。木を多くして過ごしやすい環境を作っていますので、ぜひリラックスしてお過ごしください。

  • 先生からメッセージをお願いします。

    当院は地域のプライマリーケア、内科、整形外科を中心にしていろいろな科で患者(受診者)さまをサポートしています。専門性があり、医療機器もそろっておりますので、受診者の方のニーズに合った検査が受けていただけるよう努めています。その中でも脳ドックには力を入れて、今後も行っていきたいです。ぜひお待ちしています。

掲載している情報についてのご注意

各医療機関の情報(所在地、診療時間等)について誤りがある場合は、お手数ですが下記メールフォームからお問い合わせをお願い致します。誤りを報告する

検査コース一覧