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毎月19日は「ピンクの日」です。これを機に乳がん検診の受診はいかがでしょうか。【乳がん検診についてはこちら

大雄会第一病院 健診センターインタビュー

名古屋でPET-CT検査を中心に検査を提供し、地域の皆さまの健康をサポートに尽力しています。

古くから開業している当院ですが、元々放射線科のドクターによって作られました。また、開業当時から全国各地の受診者さまに足を運んでいただいており、毎年受診していただくリピーター様も増えています。これも院内環境やスタッフの対応など、意識して行っている結果だと思っています。

  • 予防医学の重要性について教えてください。

    予防医学は病院の三本柱「より良い先端医療、救急医療、予防医学」になるくらい大事にしている取り組みです。当院は設立が非常に古く、まだPET等を導入する前から全国各地の受診者様がお見えになられていました。毎年リピーター様が多くいらっしゃるほど、喜んでいただける医院に成長したことは非常にうれしく思います。

  • 「PETCT検査」について教えてください。

    PET-CTは全身を客観的に見ることができる、非常に優れた検査です。通常の検査では分からない病気の存在が分かるので、早期発見が難しいすい臓がんやリンパ腫にも強いです。この検査はCT検査、胃カメラと併用して行うとより正確な診断が可能なため、組み合わせをおすすめしています。

  • 「PET-CT+頭部MRI/頭部MRA」検査について教えてください。

    PET検査とMR検査は組み合わせがしやすく、午後からでも受診が可能な受けていただきやすい検査です。MR検査は脳の血管を主にみるもので、動脈瘤の有無によっては突然死のリスクも高くなるため、予防の意味で確認しています。長年がんの外科治療を中心に行ってきましたが、人間の健康を考えたときに早い時期から動脈瘤のチェックをしておくのは大事なことだと感じたため、当院でもこの検査を取り入れています。

  • 「PET-CT+胸・腹部CT+腫瘍マーカー6種」検査について教えてください。

    腫瘍マーカー検査はご希望の方が多いため取り入れています。特にPSAは早期発見をするためには非常に有用な検査なので、異常値を示したら直ちに別の検査や今後の治療方針を考えていきます。腫瘍マーカーで全てのがんが発見できるわけではありませんが、他の検査と組み合わせることで意味のある検査になります。そのため、このように検査コースに組み込むと同時に、受診数が増えることを期待しています。

  • 画像検査の読影体制について教えてください。

    画像検査は必ずダブルチェックをおこない、見落としをなくせるよう努めています。ダブルチェックに関しても、大学病院等で教育を受けた医師が行っていますので、ご安心ください。また、検査結果は人間ドックを受診した方全員に直接お伝えしています。やはり結果は丁寧にじっくりお話ししたいので、後日お時間をいただきご説明するようにしています。

  • 受診後のフォローアップ体制について教えてください。

    検査でもしも異常が見つかった場合には、大雄会の病院で検査・診療予約を行います。中には検査を受けてもそのままの方もいらっしゃるため、フォローアップに関しては看護師がじっくりとお話をし再受診を進めています。そのおかげか、年々受診率は改善しており、早期で治療を開始できる方が増え、予後も非常に良いケースが多いです。もちろんご希望の医療機関があれば、そちらで受診も可能ですのでお申し付けください。

  • 院内環境でこだわっている点があれば教えてください。

    当施設に来られる方は健診が目的ですので健康な方がほとんどです。そのため、病院の患者様と交わらないよう健診専用のフロアを設けています。これは院内感染予防にもなりますし、スムーズな案内を行えるといったメリットもあります。また、婦人科健診に来られた方には、さらに上の10階フロアに行っていただき、プライバシーにも配慮しています。

  • 大雄会第一病院 健診センターの強みをお聞かせください。

    積極的に病気を見つけるだけでなく、健康を作り出すためには栄養と運動も大切だと考えています。忙しくなるとこの二つが欠けてしまうので、疾患にかかりやすくなるうえ、病院に来る時間もないため知らぬ間に進行しているのです。疲れやすい、食欲がない、お腹の調子が悪いなど、些細な変化にもいち早く気づき、受診していただけるようお願いします。

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