本八幡セントラル放射線科クリニックの写真・動画・インタビュー
本八幡セントラル放射線科クリニックインタビュー
乳がん検診に磁気共鳴画像装置(MRI)を採用することで、マンモグラフィ検査に抵抗がある受診者にも乳がん検診を受けやすい環境を整えております
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乳がん検診や子宮がん検診が含まれるレディースドックでは、乳房MRI検査や骨盤MRI検査といった従来よりも検査時の身体的負担を軽減可能な検査方法を採用することで検診を受けやすい環境を整え、病変の早期発見に努めております。また、女性医師が検査を担当することにより、受診者の皆さんにはお気軽に、健康相談を受けるような感覚で来院していただき、緊張することなくリラックスした状態で検査を受けていただくことが可能です。
提供されている人間ドックについて先生よりご紹介をお願いします。
当院の人間ドックは、選んでいただけるコースが大変多く、それぞれの項目も多岐にわたっております。特に生活習慣病に対しては、皆さんの意識も非常に高まっているため、受診者の皆さんのニーズに対応できるコースをご用意しています。そのため、受診される方たちの健康チェックを丁寧に行うことができていると思っております。
この地域独特の受診者の特徴などはありますか?詳しく教えてください。
一つは、交通の利便性が良く、さらにお仕事帰りや学校帰りに立ち寄ることができる時間帯にオープンしているため、社会人や学生の方たちに多く利用していただけていると思います。そして、当院では多数の科を設置しているということもあり、本来ならば複数の医療施設に通院しなければいけないような状態にあっても、一つの医療施設内で治療などを済ませることが可能で、受診者の皆さんにもご好評をいただけていると感じています。
受診される方の年齢や疾患の傾向に関してお話をお聞かせください。
高齢者と学生が多いと思います。ご高齢の方になりますと、やはり加齢とともに生じてくるお身体の変化に皆さん非常に敏感でいらっしゃいます。頭痛やめまい、腰の痛みなどで、少しでも気になることがあると整形外科に掛かられ、そこからご自身で画像検査をご希望されて受けられる方もいらっしゃいます。また、当院の周辺には学校が多く、スポーツクラブなどでケガをされる方をよくお見受けします。
人間ドックを推奨したい人物像について、詳しく教えてください。
ご家系に病気の方がいらっしゃるため不安があるという場合、自ら率先して受診される方も非常に多く、病気を未然に防ぐためにはこのように積極的に検査を受けられるのも良いと思います。その他には、血圧が高くても放置あるいは、お仕事がお忙しくてなかなか受診できない方は、できれば年に1回に良いので健康チェックにいらしていただければと思います。
胸部CT検査を設定されていらっしゃいますが、理由をお聞かせください。
今まで検診では、エックス線検査が推奨されていましたが機械の進歩と同時にコンピューター断層撮影装置(CT)で詳しく検査を行うことで、より早期に病変を発見できるようになりました。そのため、当院ではエックス線検査ではなくCTを使用することでより質の高い検診を目指しております。また、腹部CT検査に関しても同じで、超音波検査ではなくCTを使用することで受診者の体格やその日の状態により判定が変わることなく病変の検出が可能になっています。
レディースドックについての特徴について詳しく教えてください。
当院のレディースドックは、乳房検査と骨盤検査にMRIを使用しているのが1番大きな特徴だと思っております。乳がん検診に関しては、さらにMRIの撮影方法が異なる二つのメニューを用意しておりますので、受診者の皆さんそれぞれの要望に適したメニューをお選びいただけます。また、骨盤MRI検査に関しては、子宮卵巣を主に対象としており、なかなか発見が難しい卵巣がんの早期発見に非常に貢献しております。
なぜ、乳がん検診においてMRIを用いていらっしゃるのでしょうか?
MRIを使用することが、乳がんの早期発見に非常に有効なためと言うのが一つです。あとは、現在、厚生労働省では乳がん検診においてマンモグラフィや視触診を採用するように推奨していますが、検査時の痛みなどを含めて、受診者は検査に対して抵抗を強く感じてしまう可能性が高いと思います。そのような方たちに乳がん検診を受けていただけるように工夫したのが当院のMRIを使用した乳がん検診となります。
乳がん検診を担当する医師や技師は、女性スタッフの方達ですか?
マンモグラフィに関しては、私が担当するため、女性受診者の皆さんには怖がらすに恥ずかしがらずに受診をしていただければと思っております。また、マンモグラフィに関しても2018年6月に新しく導入したものを使用しているため、今までよりも非常にコンパクトで圧迫感も少なくなり、検査時の痛みもだいぶ軽減されておりますので、リラックスして受けていただければと思います。
脳ドックの主な目的とMRIとMRAについて詳しく教えてください。
脳ドックは、主に脳血管リスクを調べることが目的になります。脳梗塞リスクを主に調べる頭部MRI検査では、脳の断面のお写真と血管を立体的に構築するお写真を撮っているため、内面からそして血管面の両方から判定を行うことができます。また、くも膜下出血を引き起こす未破裂脳動脈瘤(りゅう)を調べるのは頭部MRA検査になり、どちらも脳ドックの流れの中で撮影しております。
検診の結果説明に関してですが、受診日当日の説明は行っていらっしゃいますか?
ご希望の受診者の方に対しては、検査後に説明をさせていただきますが、正式な報告書をのちほどお渡しする旨をお話させていただいたうえでご説明をしております。ご郵送の場合は、長くて3日、早くて翌日にはご紹介もとに届くように手配をしております。また、検査結果に異常が発見された場合には即座にご紹介もとの先生に連絡を取り、その日のうちに医療施設にて診察を受けることをおススメしております。
予防医療の重要性について先生のお考えを詳しくお聞かせください。
受診者の皆さんは、お食事であったり運動であったりと、とても健康に対する意識が高まっておりますが、そのようなお時間を持てなくてご自身の身体がどうなっているのか不安を抱えていらっしゃる方もいると思います。そのような方たちに関しては、お仕事帰りに寄れるような体制を整えておりますし、検査のメニューもたくさん用意しておりますので、ご遠慮なく健康についての疑問や不安事についてご相談いただければと思います。
本八幡セントラル放射線科クリニックの強みについてお聞かせください。
まず当院の一つ目の特徴としましては、交通の便が非常に良いワンフロアに位置しており、内科を始めとしてさまざまな科がそろっている一角に画像診断専門の施設もございます。これまで、いくつもの診療施設をかけもちで通っていらっしゃった方にも一か所で診療を受けられるため、お仕事帰りや学校帰りに気楽に立ち寄っていただければと思っております。
人間ドックや検診にかける先生の熱い想いについて語っていただければと思います。
人間ドックや検診を受けに行くときは、受診者の皆さんは非常に緊張されると思います。また、前もって数日前から準備する方もいらっしゃると思いますが、できるだけ普段通りに、問診のときに私に最近の体調についてや、最近身の回りで起こったことなど気軽に1年に1回話に来るイベントだと思ってお越しいただければと思います。