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白金高輪海老根ウィメンズクリニックインタビュー

女性疾患を取り扱うことが多いため、スタッフは全て女性で対応し、受診者の緊張を少しでもほぐせるように配慮をしております

【Dr.インタビュー】院長・理事長:海老根 真由美 先生
不安を抱えられた受診者の方が、乳がん検診や子宮がん検診を少しでもリラックスして受けられるように、スタッフ一同いつも笑顔でお迎えできるように日々努めております。また、子どものいらっしゃる受診者の方に検診を受けていただきやすいように、お子さま連れでの検診を歓迎しております。育児に追われて自由な時間が取れないけど、心配や不安などがあるという方にもぜひ1度来院して検診を受けていただければと思います。

  • 白金高輪海老根ウィメンズクリニックが考える予防医療の重要性について、詳しくお話をお聞かせ願います。

    「医療」という言葉を聞くと病気になったときに受けるもの、また、病気になったら病院に行くというイメージがあると思いますが、実際に病気になってからでは、すでに病状がある程度進行してしまっていることが多いというのが現実です。そのため、元気な状態で受診し、健康チェックをしていただくことで、非常に早い段階での病変の発見とその後の治療における身体的負担の軽減が可能となります。

  • 港区高輪エリアに位置していることで、受診される方の年齢や見つかる疾患に特徴などはありますか?

    駅からアクセスが良いということで、働く女性に受診していただくことが多いように思います。検査を受けてからお仕事に行くという方も多くいらっしゃるということもあり、診療時間が始まってすぐは、たくさんの受診者さんが訪れます。もちろん、土日に受診される方も大変多く、平日はしっかり仕事をして週末にご自身の健康チェックを行うという方もいらっしゃいます。

  • 女性が受診しやすい環境作りを大切にされていらっしゃいますが、具体的にどのようなことに力を入れていらっしゃいますか?

    ウィメンズクリニックということで、女性疾患を診ることが多いです。そのため、女性の皆さんの緊張を和らげられるように女性医師を配置しております。また、女性医師というだけではなくしっかりと受診者目線になれる人間性を持った医師を配置しておりますので、少しでも気になることがあれば気軽に相談していただければ丁寧に対応をさせていただきます。また、小児科以外では技師もその他の全てのスタッフも女性が対応します。

  • マンモグラフィの検査は、どのような種類の乳がんを発見するのに有用なのでしょうか?

    マンモグラフィは、胸を抑えエックス線を当てて石灰化している乳がんを発見するのに非常に有用です。人の中に石ができるということは多々ありますが、その石の集まり方を見て、悪性所見であるがんがないかどうかの判断を行うのにとても役立っております。また、マンモグラフィによる被ばくを気にする方もいらっしゃいますが、マンモグラフィで得られる所見は非常に有用であるため、しっかりと検査を受けていただければと思います。

  • 乳腺エコーは、エラストグラフィ機能が搭載されているとのことですが、どのようながんを発見するのを得意としていますか?

    乳腺エコーは、腫瘍を見つけることを得意としております。しかし、腫瘍があっても、悪性か良性かはその場で判断することは非常に難しいため、マンモグラフィの石灰化の所見と一緒に比較した上で判断をすることが多いです。また、エラストグラフィ機能は通常の超音波にはない方法で、超音波を使って腫瘍の硬さや弾性をみることを得意としており、特に硬さをみることが、がんの発見に有用です。

  • 乳がん検診は、マンモグラフィと超音波検査のどちらを受けるのが良いのでしょうか?提案される基準があれば教えてください。

    どの受診者に所見があるかどうかは、検査をしないと分かりません。そのため、可能であれば、マンモグラフィと超音波検査を合わせて受診していただくのが良いと思います。2つの検査のどちらに関しても問題がない場合は、1年ごとに交互に受けていただくのも良いと思います。しかし、どちらかの検査で所見があった場合は必ず定期的なフォローアップ検査を受けてください。

  • 画像診断の読影体制についてお話をお聞かせください。また、検査結果の説明はどのように行われていらっしゃいますか?

    マンモグラフィの読影は、外来担当の医師と読影担当の医師の合計2名が判定を行っております。また、2人の見解が食い違った場合は、その他の医師の意見も仰いだ上で判定を行います。また、検査結果の説明に関してですが、その場で判定できるものについては当日説明を行います。しかし、卵巣がんなどの疑いがあった場合は細胞診の判定に時間がかかり、その場での説明はできませんので後日の結果説明となります。

  • 検診専用エリアを設けられているとのことですが、どのような想いで設置されたのでしょうか?

    開業当初はワンフロアで検診や診療を行っておりました。しかし、健康な方と風邪などの病気の方達と場所を分けて対応するのが難しかったということもあり、現在は3フロアで検診と診療を行っております。そのため、感染症などの症状をお持ちの方と健康な方が接することはありませんので、安心してご来院いただければと思います。

  • 女性検査着やキッズスペースなど女性の健康サポートを推進するうえで取り入れていらっしゃることについて教えてください。

    婦人科は普通の洋服で検査を行いますが、乳腺の検査のときは検査着に着替えていただいております。この検査着にも工夫があり、柔らかみのある色、そして厚手の生地のものを採用しています。また、子どもを誰かに預けて検査に来ていただくというのは、ものすごく労力がいると思いますので、ぜひお子さんと一緒に来院していただき検査を受けていただければと思っております。検査中は、スタッフがお子さまを預からせていただきます。

  • 婦人科検診を受けるときは、小さなお子さまを連れていける医療機関は少ないとおもいますが?

    当院では、子育てをしながらお仕事をしている受診者の方が大変多く、平日は働いて、週末に妊婦検診を受けられる方がいらっしゃいます。また、当院には小児科も設置しておりますので、ファミリーで予防接種を受けに来る方もたくさんいらっしゃいます。そのため、検診のときも気兼ねなくお子様も一緒に来院してください。このように検診を受けやすい環境作りは私たちの使命でもあると思っています。

  • 日々、どのような想いで検診業務を行っていらっしゃるのでしょうか?

    私共は、様々な年代の受診者の皆さんに元気になっていただけることが最も重要であると考えております。そのため、通常の外来だけでなく、思春期外来や小さなお子さまを診る外来も設置しております。このようにいろいろな世代の方が仲良く元気になっていただきたいとの想いを実現するために、何か心配事があればいつでもだれにでも来ていただけるような環境を常に保ち続けたいと思っています。

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