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山田消化器内科クリニックインタビュー

大腸カメラといった緊張する検査もリラックスして受けていただけるよう、待機室を設置するなど環境面での整備を進めております

【インタビュー】山田 健太郎 事務長
胃カメラや大腸カメラを受けることになると、慣れない方や初めての方、検査に苦手意識がある方などは過度に緊張される方も多いと思います。そのような状況の中で、少しでもリラックスして検査を受けていただけるように、胃カメラでは経口内視鏡と経鼻内視鏡のどちらかを選択していただいたり、薬剤の種類や容量を調整したり、大腸カメラの検査では前処置室に個人専用のトイレやリクライニングソファやテレビを設けております。

  • 昨今注目度が増している予防医療の重要性や人間ドックの役割についてのお考えを詳しくお聞かせください。

    院長は、長年総合病院で勤務してまいりましたが、さまざまな受診者の方たちをみてきました。その中でも、もう少し早く発見できていればと思うときが何度もあり、当時から病気の早期発見の重要性を訴えてきました。受診者さんにとってより一層身近な医師となるために当院を開設し、総合病院に引けを取らないレベルで医療機器とスタッフを充実させ、病気の早期発見を目指しております。

  • 人間ドックの受診が推奨される人のプロフィルや受診頻度について教えてください。

    人間ドックを一度も受診したことがないという方たちには、まずはご自身の健康状態をしっかりと確認するという目的で受けていただければと思っております。また、ご自身のご家族に大きな病気を患った方がいないという場合でも、そのままにせずにしっかりと健康チェックを行っていただくことで、もし、何か病気が見つかったときには手遅れになる前に治療を開始することも可能となります。

  • 胃カメラの検査時の受診者の苦痛をできるだけ軽減するために工夫されていることはありますか?

    現在当院で使用している内視鏡は、微小な早期がんでも発見することができる新しいものになっております。また、人間ドックを受診される方には経口内視鏡と経鼻内視鏡からご希望のものを選択していただくことができます。このほか、どうしても検査が苦痛とおっしゃる方には、鎮静剤などを使用することで苦痛を和らげることも可能なため、ご相談いただければと思います。

  • 胃カメラの検査では、経口内視鏡と経鼻内視鏡のどちらを選ばれる方が多いですか?

    近年では、経鼻内視鏡を選択される方が多いように思います。多くの方が、経鼻内視鏡の方が経口内視鏡よりも楽に検査を受けられるとおっしゃいますが、鼻の病気がある方にはおすすめできないといったように個人差があるため、ご自身に合った検査を受けていただければと思っております。しかし、初めて胃カメラを経験される方で特に鼻の持病がない方にはおすすめな検査になっておりますので、一度試していただければと思います。

  • 胃カメラの検査を受ける前に気を付けなければいけないことについて教えてください。

    胃カメラの検査を受ける前日は、夕ご飯は食べていただいても構いませんが固い食べ物を避けて、やわらかい消化の良い物を食べていただきたいと思います。また、検査当日の朝は、朝食を絶対に取らず、ジュースやコーヒーなどの飲み物も飲まないでください。そして、服装もなるべくゆったりとした服装で、検査時間に余裕をみてお早めに当院までお越しいただければと思います。

  • ピロリ菌の除菌治療について、詳しくお話をお聞かせいただけますでしょうか?

    当院では、ピロリ菌の感染有無の診断からピロリ菌の除菌治療までを行うことができます。これまでも多くの除菌治療を行っており、1次、2次除菌でピロリ菌を除菌できなかった場合には、3次除菌以降の治療のご相談も自由診療になりますが受けております。また、ピロリ菌に関するさまざまな感染予防アドバイスを行うこともできるため、少しでも不安なことや疑問点があればお気軽に質問していただければと思います。

  • 頸(けい)動脈超音波(エコー)検査の主な特徴について詳しく教えていただけますでしょうか?

    三大生活習慣病として、がん・心疾患・脳血管疾患というものが挙げられますが、頸動脈エコー検査を、当院では脳血管疾患の評価として行っております。年々、生活習慣病が増加しているため、胃カメラドック、大腸カメラドックには基本の検査として頸動脈エコーの検査を加えていることが特徴であり、甲状腺もできる限り確認しておりますので甲状腺疾患のスクリーニングも可能となっております。

  • 大腸カメラ検査を受診者が少しでも受けやすいように工夫されていることなどがあれば教えてください。

    大腸がんは、大腸の部位別死亡数が2位ということもあり、見過ごせない病気の一つです。また、大腸カメラでは、下剤の服用が必要であるため、初めて検査を受けられる方や検査に不慣れな方には院内にて担当看護師が付き添って、一緒に検査の準備を行い、使用する薬剤の種類や容量を検討するなど検査当日の苦痛を軽減する工夫をしております。

  • 大腸内視鏡検査を行う際に利用できる、前処置室についてお話をお聞かせください。

    先ほどの検査を受けやすい工夫の続きになりますが、大腸検査と聞くととても怖いというイメージがついてしまっている方が多いと思いますが、少しでもリラックスした状態で受けていただけるように個人専用のトイレとリクライニングソファやテレビも設置しております。また、検査前には点滴を行ない、必要に応じて鎮静剤などの使用をします。こうしてほしいという要望にもできるだけお応えしますので、ぜひご相談ください。

  • 浜松市北区という立地条件も含め、受診される方の特徴や見つかる疾患リスクに傾向があれば教えてください。

    特に地域性などはあまり関係ないように思います。工業地帯ということで、夜間に働かれている方も多少なりとも多く見受けられるという特徴がありますが、それだからこその病気が多いという傾向もないと思います。ただ、このような不規則な勤務態勢の方にこそ定期的な検診によって病気の早期発見、そして早期治療に結び付けていただきたいと考えています。

  • 院内環境でこだわっているポイントや受診者がリラックスして過ごせるように配慮している点はありますか?

    人間ドックは、少しでも受診率を高めることが予防医療として大事です。そのため、継続して受診していただくことが大切であるので、当院では受診者の皆さんにまた来ていただきたいと思っていただけるような施設を造ることを目指し、日々院内でミーティングを行っています。その一環として、土曜日丸1日を受診できるようにしたり、ペアで受けていただけるコースを設定したり、待機ルームを設定したりしております。

  • 山田消化器内科クリニックの強みについて、ぜひお話を聞かせていただければと思います。

    当院は、保険診療所ではありますが、人間ドックを行っております。これは、病気の早期発見に重きを置いているためであり、保険診療にとらわれることなく、診療所としての限界を目指しております。また、検診は一度受ければ良いというわけではないため、定期的に受けていただき、気軽に身体の状態をチェックしていただけるような環境作りが大切だと考え、日々努力しております。

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