大田区羽田で、内視鏡による胃がん検診を提供
医療法人社団緑山会「山田医院」は、東京23区最大の面積を持つ大田区のなかでも、最南端の羽田地区にあります。50年以上にわたってこのエリアの方々に寄り添って診療を続けてきました。現院長が引き継いでからは、その専門性を生かし「消化器内視鏡」を活用した医療活動を展開してきましたが、この度人間ドックとして「胃がん検診」を設定しました。現在は、受診者のほとんどは地元の羽田在住の方が中心ですが、より広いエリアからの受診をお待ちしております。
現在、世界最長寿国のひとつとなった我が国において、2人に1人ががんになると言われています。胃がんはピロリ菌の感染率低下に伴い減少傾向にはありますが、未だにがん死亡率の上位に位置しています。胃がんは早期発見によって生存率が高まると言われており、当院が提供する胃がん検診がその一助となれば幸いです。
山田医院のこだわり
消化器内視鏡分野に強みを持つ特質が反映された「胃がん検診(胃カメラ)」
胃の粘膜表面の色調変化や凹凸を内視鏡で直接観察
検査コースとして「胃がん検診(胃カメラ)」を、生検の有り無し2コース設定しています。消化器内視鏡分野に強みを持つ当院の特質が反映された検査コースです。
口または鼻から内視鏡を挿入し、食道・十二指腸を含む胃の粘膜表面をカラー画像で観察します。カメラで消化管粘膜表面の色調変化や凹凸を直接的に観察するわけです。
胃内視鏡の画像から疾患リスクを判断する経験と技量
このように直接病変を観察できる内視鏡検査は、早期胃がん発見のために非常に有用な方法のひとつです。ただ、病変を見落とさないためには、胃の粘液を十分に洗浄(きれいに洗い流して粘膜表面の微細な観察をするため)し、余分な胃液を吸引し(胃液の中に隠れている小さな病変発見のため)、十分な空気を挿入(胃のひだに隠れた小さな病変発見のため)するなどの手順を短時間でおこなわなければなりません。
そのためにはそれなりの経験が必要であると当院では考えています。日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医の資格を持つ院長が責任をもって検査に当たらせていただきますので、ご安心ください。
胃がん・食道がんのリスクが高い人にはとくに「胃がん検診」の定期受診を推奨
ピロリ菌陽性者にはとくに推奨、しかし陰性でも油断は禁物
がん一般には40代50代の中年以降で、喫煙・飲酒歴が長く、ご家族・親戚などの血縁者にがんの方がいらっしゃる場合は要注意と言えますが、胃では何と言ってもピロリ菌の有無がとくに大切になります。すなわち、胃がんが見つかる方は、そのほとんどがピロリ菌陽性者であるということです。
たとえば、ABC検診は、血液検査で胃がん発生のリスクを分類し評価する検診です。A群からD群の4つに分類され、BCD群に判定された場合は自覚症状の有無にかかわらず内視鏡検査を受けることが推奨されています。では、A群のようにピロリ菌に感染していない人はがんにならないのかというと、感染者に比べて低い確率ですががんは発生します。
したがって、今後はピロリ菌に感染していない方に発生するがんの特徴をよく知ることが重要となってきます。
長年の飲酒習慣があれば食道がんリスクの観点から推奨
内視鏡検査の定期的な受診が推奨される人はほかにも考えられます。食道がんで注意が必要なのは、過度の飲酒・喫煙を続けている60歳以上の男性、そのなかでも「フラッシャー」と呼ばれるお酒を飲むと顔が赤くなる人です。このタイプは、アルコールが分解されてできる発がん性物質「アセトアルデヒド」が体内に残りがんになりやすいのです。とくに、昔はすぐに顔に出たけど鍛えたら少し位飲んでも平気になったというような人は要注意で、定期的に胃カメラが必要です。
また、かつては十二指腸に関しては病気そのものが少ないとされてきましたが、近年は20~30代の若い世代を含めて増えつつあるといわれています。そうした意味でも、若いうちから定期的な受診が推奨されます。
内視鏡のそう入方法としては「経口方式」が第1選択/NBI内視鏡を導入
経口方式、経鼻方式に加え、静脈麻酔にも対応
当院は、内視鏡の挿入方法について、「経口方式」が第1選択になると考えています。カメラが太い分、送気(空気で胃を膨らませる)、吸引(胃液などの吸引)が容易であり、組織を採取しやすい点などによります。しかし、経口方式で苦しい思いをした方や、不安がある方への配慮から「経鼻方式」にも対応しています。
さらに、どうしても眠ったような状態で検査をご希望される方には、静脈麻酔をおこなうことも可能です。ただし、別途料金がかかり、曜日に制限がありますのでご了承ください。
観察空間が狭い食道に対する検査としてはNBI観察が有用
「NBI(狭帯域光観察)」を用いた内視鏡観察も導入しています。
NBIとは、血液中のヘモグロビンに吸収されやすい2つの波長の光で照らして観察することにより、毛細血管の集まりやそのパターンなどが鮮明に表示されます。そのため、通常光による観察では見えにくかった変化をとらえることができ、がんなどの早期病変の観察において非常に有用です。
ただし、病変との距離が離れてしまうと観察が難しくなるため、狭い空間である食道では積極的にNBIに切り替えて食道がんの早期発見に努めています。
健康寿命が重視される時代の要請にもとづく予防医療の充実に向けた体制
自院での診療移行にも他医療機関への紹介状発行にも対応
もし人間ドックで問題が見つかった場合、当院での診療に移行する体制を整備しています。
また、受診していただいた方の状況に合わせて、近隣の医療機関への紹介状発行にも対応しています。
医師・スタッフ
院長:山田 至人 先生
院長の山田です。
末永く健やかな生活を送るためにも、ぜひ当院の人間ドックをお役立てください。
【略歴】
1982年 北里大学医学部 卒業
1982年 北里大学内科 入局
1992年 北里大学 内科学講師
1999年 山田医院 副院長就任
2006年 山田医院 院長就任
【資格】
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
専門医 男女共通 全年代 土曜可 オプション検査あり
専門医 男女共通 全年代 土曜可 オプション検査あり
男女共通 全年代 土曜可
山田医院の基本情報
- 住所・最寄駅
-
東京都大田区羽田2-22-3
京急空港線大鳥居駅(徒歩8分) / 京急空港線穴守稲荷駅(徒歩8分)
- 休診日
-
日・祝
(第1・3・5金曜は休診)
【受付時間】
8:30~12:00 / 15:45~18:15
- 駐車場
- 駐車場あり
- 施設について
- キッズスペース
- 責任者
-
院長:山田 至人
【略歴】
1982年 北里大学医学部 卒業
1982年 北里大学内科 入局
1992年 北里大学 内科学講師
1999年 山田医院 副院長就任
2006年 山田医院 院長就任
【資格】
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
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