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神田クリニックインタビュー

お仕事などで日頃忙しく身体のケアがなかなかできない方にも検診を受けていただけるようにさまざまな検診コースを用意しております

【Dr.インタビュー】院長:馬渕 浩輔 先生
少しでも多くの方に検診を受けていただき病気の早期発見をしていただきたいという想いから、多様な検診コースを用意することにより、検診を受けやすい環境作りをしております。また、MRIなどを使用することで、造影剤による副作用や被ばくの心配もなく、病気を早期のうちに発見することが可能となりました。受診者の身体への負担をできるだけ少なく検査を受けていただけるように、新しい検査方法を率先してに取り入れております。

  • 予防医療の実践として、人間ドックの大きな意義について詳しくお話をお聞かせください。

    日本人の死亡原因の多くは、がん・心筋梗塞・脳卒中でありますが、この3大疾患を予防することが非常に重要であります。これらの疾患は早期発見により、寿命も延ばすことが可能なため、できるだけ早い段階での発見が重要だと考えております。このようなことから、当院では、健康なときこそ身体をチェックすることで、率先してに病気を早期の段階で発見することをテーマに検診を行っております。

  • これまで発見できた疾患のリスク傾向やどのような職業の方が多く受診されるのかを教えてください。

    当院は、東京でも代表的なビジネス街にあり、大手町も接しておりますので多くの会社員の方にご利用いただいております。また、神田は多くの飲食店もあるため、飲食店で勤務される方も多いです。当院の立地から、受診者は若く、さまざまな職業の方の健康診断を主に行っております。リスク傾向としては、仕事上夜のお付き合いの多い方もたくさんいらっしゃるため高血圧・糖尿・糖質異常・高尿酸血症などの疾患が多いと思います。

  • 人間ドックの受診が推奨される年齢層や体調などについて詳しくお聞かせください。

    人間ドックは、35歳以上になれば必ず年に1回は受けていただきたいと思います。また、35歳になっていない若い方でも、飲酒歴が長いという方や喫煙を20歳からずっと続けているという方、深夜業務が多い方などは、大きな病気になるリスクを負っているため、30歳を超えたら率先して受けていただけるのが病気の早期発見につながると思っています。

  • 人間ドックのコースの一つである、「日帰り人間ドック」の特徴について教えてください。

    日帰り人間ドックは、血液検査・レントゲン・心電図・腹部超音波・胃内視鏡検査あるいはバリウム検査、その他多くのオプション検査も含めて行っております。この日帰り人間ドックのコースでは、全身を総合的に見ることができるコースとなっております。特に最近多くの方がすい臓がんで早く亡くなられているということもあるため、腹部超音波検査では徹底的に診るようにしています。

  • 「MRI心臓ドック」で、心臓超音波検査や安静心電図検査、頸動脈超音波検査も検査項目に含む事でどのようなメリットがありますか?

    心臓MRI検査のメリットは、造影剤を使用することなく冠動脈の状態を調べることができることです。当院では、MRIを使ってそのような冠動脈疾患を調べると共に心臓の筋肉の状態も調べ、心臓の超音波検査では、弁膜症の状態やその他心筋症などの先天的疾患も調べています。さらに頸動脈エコーにABI検査など動脈硬化検査を合わせることで、総合的に循環器疾患を調べていくことができています。

  • 「MRI脳ドック」についてですが、どのようなリスクを調べることが特徴ですか?

    MRI脳ドックの特徴として、まず脳の全体像を調べることができるという点が挙げられます。これにより、微小な梗塞や脳腫瘍などを早期発見することが可能です。また、脳のMRAという検査を行うことで、早期から、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(りゅう)を発見することができます。また、くも膜下出血は日本人の死亡原因の第3位を占める病気でありますので、そういったものを早期から発見できることは非常に有益でないかと考えでおります。

  • 「午後ドック」についてですが、「日帰りドック」との違いについて教えてください。

    受診者の中には、お仕事の関係で午前中に受診することが難しいという方がいらっしゃるため、「午後ドック」はそのような方のためのコースになります。午後2時や3時くらいに受診され、なおかつ時間もあまりかけることはできないという方を対象にしておりますが、項目はなるべく午前中の人間ドックのコースと変わらないよう当院としても努力しております。

  • 「プレミアム心臓ドック」のコースについてどのような特徴があるか教えてください。

    特徴は、心臓のMRI、エコー検査、頸動脈エコー、動脈硬化検査、血液心不全のマーカーなどをトータルして心臓をチェックできるところにあります。心臓の疾患は、日本人の死因の第2位であり、心筋梗塞、狭心症を早期から見つけるということを当院では主として行っており、特に心臓MRI検査の冠動脈の検査は造影剤使用することなく調べることができ、被ばくもないということから非常に有益な検査であると考えております。

  • MRIや心電図の読影はどのような人員体制で行われていらっしゃいますか?

    当院では、画像診断に関して、各科の医師がダブルチェックする体制をしっかり整えております。また、読影専門の会社にコンピューターで画像を転送してチェックしていただくというシステムもとっております。このような二重三重のチェックを行うことで、できるだけ病変を見逃さないようにしているということが当院の読影の特徴であるといえると思います。

  • 検診で万が一異常が発見された場合の対応はどのようにされていますか?

    検診の結果、緊急性のある方に関しては、当日に対応させていただきますし、軽度な異常であった場合は、お知らせをして後日一般診療を受診していただいております。そして、さらに専門的な技術が必要とされる受診者に関しては、当院が提携している近隣の医療施設や、受診者のご希望に合わせた医療施設にご紹介させていただいています。

  • 予防医療の重要性について、先生の考えを詳しく教えてください。

    日本人の死亡の3大原因は、がん・心筋梗塞・脳卒中であります。これらの疾患を、早期発見・早期治療することで健康寿命を延ばすことができます。また、これらの疾患の原因となりうる生活習慣病を早くから治療するということが非常に重要であります。当院では、これらの疾患を早期発見し、早期治療につなげられるような対策をしっかりととっていることが特に重要だと考えております。

  • 検診業務にかける先生の熱い想いについて詳しくお聞かせください。

    検診に対する想いは、先ほどお話しいたしましたが、やはり病気の早期発見、早期治療が非常に重要だと考えております。私は、内科の担当をしておりますが、検診では病変を見つけるだけではなく、さらに5年や10年にわたって治療を続けていらっしゃる受診者の方もたくさんいらっしゃいます。このように、発見から治療までを担当できることが私のやりがいであるとも考えております。

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