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信愛クリニックインタビュー

受診者の時間を有効に使い、できるだけ短い時間で、それぞれの年齢、身体の状況に合った、ムダのない検査項目を提供します

【Dr.インタビュー】理事長:井出 広幸 先生
受診者の検査時の身体の負担をできるだけ軽減するために、二酸化炭素を使用した内視鏡検査や、受診者の年齢、環境、身体の状況に合ったムダのない検査項目の提供をすることで、時間をできるだけ節約した受診者に優しい健診を行っています。病気の早期発見、早期治療も、もちろん大切ですが、そもそも病気を未然に防ぐということが非常に大切だと思っており、健診を行うことで大きな疾病の兆しをしっかりとらえて予防をしています。

  • 信愛クリニックで掲げられている理念についてお話をお聞かせください。

    当院では現代医学のテクノロジーを有効に使ってはいますが、現時点では、なかなか医療の中で人の心というところまで十分にフォローできていないのではないか、心を大切にする医療というものを実践できていないのではないかと常々感じております。そのため、人が人に提供していくという医療の基本を踏まえて、少しでも受診者の皆さんの心が温まるような、より安心していただけるような医療を提供したいと思い、熟慮を重ねています。

  • 導入されている医療機器について、特にこだわって導入したものがありましたら教えてください。

    当院では、内科一般を全部拝見させていただきますが、特にその中でも消化器系などの診療を得意としておりますので、消化器系の検査に必要な検査機器はこだわって導入しました。中でも胃カメラ、大腸内視鏡、そして腹部エコー(超音波検査)の三つは、特に力を入れている検査項目になります。この検査項目は当院も自信をもって提供できるものになりますので、ぜひ受診者の皆さんにはこれらの検査を受けていただければと思います。

  • 内視鏡は、どのような種類のものを使用されているのでしょうか?

    内視鏡はオリンパス社製を用いております。オリンパス社製の胃カメラは受診者への負担が少ない直径5.4mmと非常に細いファイバーでありながら、画質がとてもきれいで見やすいという特徴をもっています。そして、がん細胞を早期の段階で見いだすことができるNBI(ナロー・バンド・イメージング)という特殊光線を用いて、悪い細胞を早い段階で見つけられるような装置を使っているため、病変の早期発見に貢献できていると思っています。

  • できるだけ苦痛の少ない内視鏡検査の提供を行うために具体的にどのようなことを行っていらっしゃいますか?

    通常の検査では、胃を膨らませたり腸を膨らませたりする際に空気を内視鏡で送るのですが、これらの処置は受診者にとっては苦痛を感じやすく、また、検査後も処置の際の苦痛が残る、おなかが張った感じが残るという不快感が長引くこともあります。当院では、空気ではなく体に吸収されやすく、そして呼吸とともに吐き出すことのできる二酸化炭素を採用することで、検査後の苦痛をできるだけ軽減するようにしております。

  • アフターフォロー体制のこだわりについてお話をお聞かせください。

    当院の内視鏡検査は、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医もしくは、日本消化器病学会 消化器病専門医といった学会に所属する医師が診断に携わっております。これにより、治療が必要な病気を見つけた場合には、すぐに詳しい説明を受診者に提供することができます。通常ですと、何か異常があった場合は専門施設を再度受診して、そこであらためて検査を行い、それからまた説明を受けるという手順になりますが、その手間が省けます。

  • 受診者に効率よく健診を受けていただけるように気を付けていることについて教えてください。

    当院では、一連の全ての健診プロセスを受けるのにかかる在院時間の短縮を徹底して行っております。たとえば、健診を行うときの時間を受診者に有効に使っていただくために、特定の検査の待ち時間の間にその他の検査が可能であればそちらを受けてもらったり、そもそもお待たせする時間を極力少なくしたりといった配慮と工夫の結果、健診に要する時間を大きく短縮することが可能となりました。

  • 受診者のことを考えた健診を提供するために行っていることを教えてください。

    当院の健診では、健診の項目にムダがないようにプログラムを組んでおります。たくさん検査を行うとよく診てもらったような感じがどうしても一般の方はしてしまいますが、検査の中には、その検査をしたところでご本人の健康の増進や安心のために実際には役立たないというような項目もしばしば見受けます。当院では、極めてご本人にとって本当に効率よく、意味のある検査となるように検査項目も十分選び抜いて提供しております。

  • 予防医療に対する先生のお考えを詳しくお聞かせください。

    私は、特に大切なことは予防医療だと思っています。病気になってから治すというのは今の医療の一つの側面であり、病気を早いうちに見つけて治療するということも大切な要素だと思いますけれど、そもそも病気にならないようにしていくということが受診者にとっては特に重要だろうと思っております。もちろん必要であれば、必要なお薬や治療を最小限行うことは間違いありませんが、そもそもお薬や治療が必要にならないことが大切です。

  • 予防医療を実践するためには具体的にどのようなことを行えばよいのでしょうか?

    医療の進歩により、今では、胃がんも予防できる時代になりました。具体的にはピロリ菌を除去することで、胃がんの予防ができることが分かっております。大腸がんは今、がんの中でも特に注意すべきがんとなってきておりますが、実は予防をすることが可能です。具体的には、ポリープがあったら大腸ポリープをきれいに取っていく、そうすることによって、大腸がんが8割ほど予防できるということが最近言われるようになりました。

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