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シグマクリニックインタビュー

女性に喜んでいただけるクリニックを目指し、全て女性スタッフによる乳がん検診・子宮頸がん検診の提供を行っております

【Dr.インタビュー】医師:田中 弦 先生
乳がん検診、子宮頸(けい)がん検診に関しては、特に力を入れており、全て女性スタッフが対応することで、よりリラックスした環境の中で女性スタッフ目線の優しく丁寧な検診を受けていただける環境を整えております。また、結果報告書が健診を評価する特に大きな要素になると考えているため、直接お顔を見て結果報告ができない受診者の方にも検査結果の重要性、重大性に関して伝わるような形を考えて報告書を作成しています。

  • 先生が医師を目指されたきっかけについてお話をお聞かせください。

    さして立派な理由付けは特にないのですが、1番大きかったのは父が医師であったということだと思っています。父の医師としての姿を見ている中で、自然と医学の道に興味が沸いたのだと思います。そして、実際に医師になり、主に消化器外科で受診者を診ておりましたが、日々受診者と関わりながら、手術などのいろいろな仕事をしていく中で、自分で医師という職業は天職なのかなというように思うようになりました。

  • どんな方達に喜ばれるクリニックを目指していらっしゃいますか?

    ぜいたくに言えば、全ての方に喜んでいただけるクリニックを目指すということで、スタッフ一同、日々仕事に励んでいるわけですが、当院では、特に女性検診に力を入れておりますので、女性に優しく、女性に喜ばれる医療施設になれば良いと思っています。具体的には、乳がん検診、子宮頸(けい)がん検診を軸に運営しておりますので、特に世田谷区の区民健診における乳がん、子宮頸(けい)がんの検診をたくさんの方に受けていただければ思っています。

  • 女性が利用することを考えて、配慮されている点や取り組みなどがありましたら教えてください。

    実際に乳がんなどの治療を受ける際に、受診者が女性医師、男性医師を希望・選択するということは一般的にはないようですが、検診の場合には女性スタッフを望まれる方が非常に多いという現状があります。そのため、当院では、がん検診、子宮頸(けい)がん検診に関しては、女性医師、女性診療放射線技師、女性エコー検査技師を配置し、全て女性の職員が対応することで、より受診者の方が検診を受けやすい環境を作っております。

  • 健診後のアフターフォローについてお話を詳しくお聞かせください。

    当院としては、結果説明を直接一般診療で受診者本人にお話をさせていただくということを強く希望している状況ではありますが、現実的には受診者の方の時間がなかなか取れず再受診をすることが難しいと言うケースも多々あります。そのため、だいたい半分ぐらいの方に対しては、報告書を郵送させていただいております。また、区民健診に関しては直接の結果報告の義務付けがありますので、皆さんに直接お話をしています。

  • 結果報告書を丁寧に細かく書かれているとお聞きしましたが、具体的にはどのようなこだわりがありますか?

    結果報告書が基本的には健診を評価する特に大きな要素になると思っております。そのため、結果の報告に関しては当院では特に気を遣って制作をしています。もちろん決まった文言を機械的に処理する部分もありますが、長年当院で健診を受けていただいている方においては、前年度の比較、今年度新しく初めて出てきた異常を始め生活環境と健診結果がどう結びついているかという所まで報告書の中でお書きしようという試みをしています。

  • なぜ結果報告書をそこまでこだわって、細かく書かれるのでしょうか?

    先ほど申し上げましたが、結果報告を直接させていただけるのはだいたい半分の受診者の方になり、残りの半分は報告書の郵送のみになるため、細かいところまでの意味合いが伝わらないという部分があります。そのため、たとえば、このような異常があるため、できるだけ早くこういう精査をしてほしいという状況が伝わるような表現の仕方など、結果の重要性、重大性に関して伝わるような形を考えて報告をしているという状況です。

  • シグマクリニックで掲げられている理念について詳しくお聞かせください。

    どこの医療施設でもそうだとは思いますが、当院では基本的なこと、すなわち検査結果の信頼性に関して特にこだわりを持っています。これは、人によっては健診施設として当然のことであり、その当然のことができた上でどうするかという話だということを強調される方もたくさんいらっしゃいますが、当院では検査結果の信頼性、正確性をできるだけ向上させ、直接的に言うと見逃しのない検査を行うことを一番の目標としております。

  • 導入されている医療機器に関してこだわりやアピールポイントがあれば教えてください。

    医療機器に関しては、新しいものが良いというのは一般的に言われていることです。ただ、全て新しいものが良いかといいますと、そうでもない部分もあり、新しい物でも実績がないもの、まだ信頼性に足り得ないものではなく、実績があり信頼性のある医療機器を主体にそろえているというところです。実際に当院のマンモグラフィ、胃や大腸の内視鏡の検査機器に関しては治療の分野でも広く使用されているものを中心にそろえております。

  • 予防医療に関して、先生のお考えを詳しくお聞かせいただけますでしょうか?

    予防医療は、今の治療にかかる費用の軽減、全体の医療費の削減という意味でも大事な位置付けになっていると思います。日本の皆保険制度というのは非常に良い制度ですが、今の状況のまま進んでいきますと、近い将来破たんする時期がくると思っています。そのため、この状況を医師側として考えることが大切で、お金をかける所、かけない所を十分に考慮した上で治療を進め、健診により病気を早期に発見することが必要になります。

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