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福岡健診診療所インタビュー

「女性に優しい健診」で、検査から読影までを女性スタッフと医師で行うことで、より良い健診の提供を目指しております

【Dr.インタビュー】所長:崎野 郁夫 先生
「女性に優しい健診」を目標とし、マンモグラフィと超音波機器を導入して女性健診を行い、検査から読影まで女性スタッフと女性医師が対応することにより満足度の高い健診を提供しております。また、医療費のコスト削減に少しでも貢献することも医師としての大事な務めだと思っているため、いつも勉強し新しい知識を取り入れることを忘れずに学会活動にも積極的に参加することで早期発見、早期治療の予防医療にも注力しています。

  • 医師を目指されたきっかけについてエピソードなどがありましたらお聞かせください。

    そんなに医師になりたいという志が最初にあったわけではないのですが、高校時代にとても仲が良かった友達が開業医の息子でした。その子とは、結構遊びやら勉学やらいつも互いに競っていて、彼が当然医師を目指すと言うので、私も考えてみようかな、医師という職業も面白そうだな思ったのがきっかけです。彼と競っていたおかげで、成績も悪くなかったので、実際に医学部にも入れ、医師になれたというわけです。

  • 医師として普段から心がけていることについて詳しく教えてください。

    とにかく、誠実にということを念頭に置き、自分に恥ずかしくないように日々正直に受診者の皆さんと真っすぐに向き合い、対応をすることを心がけております。そして、時代遅れにならないように、より新しく、より良い医療を受診者の皆さんに提供できるようにと常に勉強をすることで、新しい知識を自分の物にし、また、自分自身の能力を高めることを目的に、率先して学会活動に参加するなどということも心がけています。

  • 受診する方と接する上で心がけていることについて教えてください。

    たくさんの方々に受診していただいているので、1人当たりの診療時間と言うのはどうしても短くなってしまうのが現状です。しかし、なるべくその短い時間の中でも受診者の声に耳を傾けて、努めて聞く、そして最後までしっかりと話を聞くということをいつも心がけております。このように受診者の心に寄り添うことでより良い医療を皆さんに提供できれば良いなと考えています。

  • 院内の設備に関してのこだわりやアピールポイントについてお話しください。

    当院は、ビルの6Fにございまして、全フロアを使用しております。特に売りといいますと、「女性に優しいレディース健診」というものを掲げております。具体的には、九州大学の協力も得まして、婦人科は女性ドクターによる健診、それから乳腺も九州大学の、乳腺担当の医師の方に対応していただいておりますので、そういう面で女性に優しい健診ができているかと、質と共に充実しているのではないかと思っております。

  • 院内の医療機器でこだわって導入してものがありましたら詳しく教えてください。

    女性健診に必要であるマンモグラフィを昨年更新いたしまして、より新しい機械で検査を受けていただく環境を整えました。また、超音波機器も導入しております。そして、「女性に優しい健診」を目標にしておりますので、女性健診を行う放射線の技師さん、検査科の技師さん、エコーやマンモグラフィを担当する技師さんなど全ての検査において女性技師の方が対応しており、なおかつ読影に関しても乳腺担当の女性医師が行っています。

  • 女性スタッフが対応していることに対しての受診者の反響についてお話しください。

    これまで特に大きなトラブルがないということは、ある程度受診者の皆さんにはご納得いただけているのではないかと思っておりますので、これからも女性が健診を受けやすい環境作りというものに努めていきたいと思っています。そして、女性検査技師や女性医師が検査を担当する以外にも、完璧まではいかないのですが、なるべく待合室などでも男性受診者と女性受診者を分けて動線がクロスしないように努めています。

  • 医師になって良かったと思った瞬間のエピソードなどがありましたらお聞かせください。

    私は、施設長として勤めて3年ぐらいしかたっておらず、それまでは放射線の担当医をしており、画像診断を使って受診者へ介入するということをしておりました。具体的にはショック状態で救急対応として運ばれて来た方、たとえば出血していたらそれを放射線科的な手技を使って止める。そして、手技が成功して、血圧が見る間に改善して、受診者の意識が戻ってくるということを現場で経験したりしたときにやりがいを感じていました。

  • 予防医療の重要性について先生のお考えを詳しくお聞かせください。

    病気が進行すると、受診者自体も治療が負担になり大変ですし、コスト的にも高額になります。糖尿病を例にとると、糖尿病が慢性の腎不全になり透析治療を行うとコストがかかり、受診者も透析機器につながれるという大きな負担を強いられます。現在約30万人の方が透析治療を行っており、国庫から恐らく年間1兆5000億から8千億円の国庫費が使われているということで、少しでもコストを削減することもわれわれの役目だと思っています。

  • 健診にかける先生の想いについて熱く語っていただければと思います。

    健診に携わるようになっていから、まだ3年半ぐらいしかたっておらず、この分野ではまだまだ新米ですが、長年放射線科で培ってきた画像診断の能力はある程度自信がございます。当院で行っております胸部X線、胃のバリウム検査、CT検査、超音波は得意分野であり、そういう検査で早期発見には貢献できるかと思いますので、受診者の皆さんには健診を定期的に受けていただき、病気の早期発見をしていただければと思います。

  • 福岡健診診療所の特徴とは何でしょうか?詳しくお話をお聞かせください。

    何と申しましても、大博通り沿いで博多駅から歩いて約10分という非常にアクセスに良いところで、受診者には、公共交通機関を使って受診していただきやすい環境だと思います。もう一つは、当院は昨年リニューアルをし、改装したばかりなので、内装には明るい色を選んだつもりですし、かねがね整理整頓、清掃にも力を入れておりますので、そういう面ではクリーンな環境で健診を受けていただいているのではないかと思っております。

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