シンワメディカルリゾート柏の葉

「健康の価値を高める」総合健康増進施設をデザインする

健康であることを日々の生活の中で意識することは想像以上に難しいと考えております。 人間ドックの目的である病気の早期発見だけではなく、広く健康への関心を高める機会を提供することはできないか。「健康の価値を高める」というコンセプトは、このような思いから生まれ、従来型健康診断の概念・枠組みにとらわれない総合健康増進施設という形をデザインしました。
Resortという名称には、不安な気持ちで検査を受ける際にも心身穏やかにリラックスできる場を提供したいという思いを込めました。ホスピタリティは、医療を受ける場面にこそ求められ、それは環境と人のもてなす心が相互に織りなし形作るもの。そのことを細部に意識し、プライベート待合、ラウンジ、食事処、トリートメントルーム等の館内で半日時間を費やすご利用者様が思い思いに利用できる、居心地の良いリゾート空間を追求しました。

自然の中に佇んでいるような感覚を味わえる「IN THE GARDEN」というコンセプト

当院をデザインする際に「IN THE GARDEN」というコンセプトを立て、水・木・石・土を感じる自然の癒しをテーマに空間を考えました。エントランスには、自然の持つ活力を抽象的にあらわすために、水の泡が増殖していく様を表現したガラスオブジェを置き、そのまわりに木の丸太を裂いた、へぎ板の質感を生かしたレセプションカウンターと、無垢の木のかたまりを円弧上に配したベンチを設置しました。
半個室の空間となるプライベートスペースは、藁すさ入りの土壁で仕上げ、20メートル程の通路に26ブースを並べました。
ダイニングとラウンジの前にあるテラスには、四季折々を鑑賞できるような日本庭園を造るなど、オフィスビルという制約の中、「癒し」を感じられる空間を造りました。本物の自然素材を持ちながら、今までにない新しい空間を造ることを心掛け、ご利用者様がいくつもの検査を受けるうえで不安に感じたり、事務的な感覚に陥ることなく、ゆったりとしたリゾートで過ごしている気分になるような居心地の良い空間を目指しました。

リラクゼーションのおもてなし

すべての人間ドックメニューには、オイルを使用したトリートメントが含まれております。心身の深いリラクゼーションによって抵抗力・治癒力が高まり、健康の維持によってより良い状態が志向されます。日常の喧騒を忘れ、ひと時の「癒しのごほうび」をぜひ味わってください。
ご要望、ご不明な点がございましたらご遠慮なくセラピストまでお伝えくださいませ。

Shinwa spa トリートメント

西洋医学のオイルトリートメントと東洋医学の知見を融合したメニューをご用意しております。
・カスタマイズド ボディ：脚、背中、デコルテ、頭皮を含んだ全身のボディトリートメント。
ご利用者様のご要望に合わせてカスタマイズいたします。 当院でブレンドしたアロマオイルを使用し、様々な手技を使って身体の疲れをほぐします。
・バック トリートメント：背中中心のトリートメントです。
肩甲骨回りや背中のコリを緩和します。
・ショルダー＆スカルプ：肩、首、頭皮のトリートメントです。
血行を促進することで、くすみも改善します。
・レッグ トリートメント 爪先から大腿までのトリートメントです。
脚のむくみや疲れを取り除きます。

四季の移ろいを五感で愉しむ

四季折々を感じる心。それは自然と自分とがふれあい、ともに移ろうことを愉しみ、儚み、慈しむといった深々と染み入る幸せの形です。人間ドックを受診された方すべてに、食を通して健康であることの喜びを感じていただけるよう、旬の素材を使ったお食事をご用意いいたしました。
心身ともに癒され活力を再生させる、滋味あふれる料理との一期一会をお愉しみください。

自然からあふれる活力を感じていただくことができる、無垢のカウンター

シンプルな空間の中に、無垢のカウンターとテーブル、壁は銀箔の壁を設えています。大きな壁一面には、椿と紅葉の図柄のレリーフを設え、上品で洗練された空間に仕上げています。
目で見て愉しみ、味わって愉しみ、心身ともに癒され、活力を再生していただく。ゆったりとお食事を愉しんでいただき、心身ともに癒されていただきたい。心ゆくまで、お食事をお愉しみください。

予防医療のプロフェッショナルが集結

Shinwa medical resort柏の葉が目指すもの

当院では、ご利用者様から人間ドックで検査を不快に感じず半日間心地よく過ごせたのは初めてであるとの感想をいただいています。高齢の方が初めて受診するケースも多く、施設全体のイメージから健康増進のコンセプトに共感していただける方の受診も多いです。
ご利用者様の健康を考え、専門チームがおもてなしの心でサポートする。シンプルなコンセプトはそのまま差別化につながり、これをハード・ソフトの両面から統合させることにより、保健・予防医療の将来を見据えた一つの可能性を示していきたいと考えております。