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脳神経外科ブレインピア坂戸西インタビュー

「予防・早期発見・診断・迅速な対応」を心がけ、脳疾患治療を専門に行います

Dr.インタビュー:伏原 豪司 院長
脳の病気は「予防・早期発見・診断・迅速な対応」がいかに肝心であるかということです。当クリニックでは、診断に欠かすことのできないMRI・CT・超音波・脳波等のさまざまな医療機器を設備し、脳疾患の予防から診断・治療を一貫してカバーできるクリニックとなっております。また、地域に密着したかかりつけの医院として、みなさまのお役に立てるよう努めていますので、お気軽にお越しください。

  • 予防医学の重要性について教えてください。

    われわれは脳神経外科の医師ですので、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳疾患には特に注力しています。脳疾患は、起こる場所によって半身まひや口語障害などの後遺症が出る可能性が高く、発症前に比べて生活の質が大きく変わります。ご家族の介護も必要となり、非常に怖い病気です。それを起こさないためにも、予防医学が重要であり、その一環として早めの健診受診が大切になります。

  • 脳ドックの受診を推奨する年代の目安やプロフィル、受診頻度の目安について教えてください。

    脳ドックは一般健診では行わないような、頭のMRIや首の超音波エコーを行います。そのため、健康診断で異常がない方でも突然脳疾患を発症することもあり、大変危険です。主に50代を過ぎると脳卒中の危険因子になるため、それよりも若い段階で一度脳ドックを受けることをお勧めします。特にご家族に脳卒中やくも膜下出血の既往歴がある場合には、リスクが高まりますので、非常に意義のある健診になると思っています。

  • MRI,MRA,CTのそれぞれの特徴について教えてください。

    MRIは他の検査に比べ被爆の心配がないため、とてもお勧めできる検査です。また、MRIを行うことで隠れ脳梗塞や脳腫瘍の有無が確認できます。MRAは頭の血管を調べる検査で、動脈瘤(りゅう)や頸動脈狭窄(きょうさく)、先天性異常についても調べられる検査です。CTは放射線を用いて行います。頭部外傷や出血性病変の有無に役立ちます。MRIで異常があった場合に造影剤を投与しさらに詳しく検査をすることもあります。

  • 各コースの特徴や重視している疾患・関連リスクについて教えてください。

    シンプルなコースとしてまずは脳ドックAとBがあります。AコースはMRIとMRAを使用し、脳や頭の血管に異常がないかを調べていきます。Bコースはそれに加えて首の異常についても確認します。その他にSコースがあり、これはA,Bに加えて認知面の検査を実施します。さらに詳しく検査をご希望の方にはプレミアムコースもありますのでぜひご利用ください。

  • フォローアップ体制について教えてください。

    脳ドック受診後、特に異常がない方には2~3年に一回の検査を推奨しています。その一方で、脳動脈瘤(りゅう)やプラークなど疾患が見つかった場合には、将来的に脳梗塞やくも膜下出血を起こす原因となりますので半年後~1年後に再検査に来ていただいています。その方によってその後のフォローは異なりますので、その都度医師からバックアップを取らせていただく形でフォロー致します。

  • 今後の展望について教えてください。

    当院は埼玉医科大学国際医療センターと連携をはかりながら、日々の診療を行っています。「一人でも多くの方を脳の病気から守ること」を理念としており、今後も患者(受診者)さまのフォローやリハビリなども行えるようになっていきたいと願っています。もちろん脳疾患を患う前に未然に防げるようなお手伝いも、率先して行っていきたいと思っています。

  • メッセージをお願いします。

    当院は、市民の皆さまの脳に関する頭の心配を、少しでも解消していただけるようなお手伝いをしています。何か症状があったときは、脳じゃないかもしれないと思っても一度検査をしてみると自身のお身体の状態が分かりますので、ぜひお越しください。初めての方であれば脳ドックは毎年受診しなくても大丈夫なケースがほとんどです。しかし、一度も受けたことがない方も多いですので、これを機会に受診してみてください。お待ちしています。

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