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吹田徳洲会病院インタビュー

命は皆平等であるという信念の下、地域の人々を何よりも優先的に考えることにより受診者に寄り添った医療を日々提供しております

【Dr.インタビュー】院長:金香 充範 先生
受診される方々の不安をできるだけ取り除き、落ち着いて検査を受けていただけるように診療時は誠実にお話を聞かせていただいております。また、PET-CTなどの機器を導入することで、精密な検査結果の提供はもちろん、検査時間短縮により受診される方々の身体負担の軽減を図っております。

  • 受診される方々と接する上で心がけていることについて教えてください。

    私が日々受診される方々に対して心がけていることは、誠実に対応するということです。親身になって話を伺い、できるだけ受診者の方の不安などをできるだけ取り除き、リラックスして受診していただけるようにしております。誠実に対応することにより、何気ない会話から検査では見つけられないような疾患の情報を得ることができ、大事に至らずに済んだというようなケースも多々ございます。

  • 施設環境や設備に関して、何かこだわったポイントなどがありましたら、詳しくお聞かせください。

    当院は先代理事長と現理事長のお二人がよりよい医療をこの地域の皆さまに提供したいという思いから、ほかの徳洲会グループの病院よりこだわって立派に建てられたと聞いております。地域の皆さんの健康を支える存在になるために救急医療に注力し、新しい機器を導入することで受診される方々の身体的負担を軽減しつつ精度の高い診断を提供したいという強い気持ちの表れかと思います。

  • 院内の医療機器で、特にこだわって導入されたものなどがございましたら、詳しくお聞かせいただければと思います。

    医療用直線加速器を2014年に当院に導入致しました。これは放射線治療に向けて開発されたもので、ピンポイントで放射線を当てることができる医療機器です。そのため、短時間で治療を終えることが可能であり、受診される方々の身体への負担も軽減されていると思います。このように、当院では放射線治療に関しての機器をこだわって導入しております。

  • 院内で使用頻度が高い医療機器に関して、詳しくお聞かせください。

    使用頻度が高い医療機器といえば、一般のレントゲン機器になるかと思います。しかし、高機能な医療機器ということになりますと、先ほどお話しました医療用直線加速器、あるいはPET-CTやMRIというものになります。当院ではMRIに関しても、従来の最高磁力強度1.5テスラのMRIと比較してより精密な検査結果を得ることが可能な3.0テスラのものを導入しておりますので、受診者の方にもより解像度の高い画像で診断結果をお伝えすることができていると思っております。

  • 施設のスタッフの方々に対して、接遇面の研修や勉強会などを行っていらっしゃいますか?

    実は、当院が開設した当時は接遇面に関してあまり自信がありませんでしたため、改善策として年に2、3回ほど専門の方に依頼をし、事務のスタッフだけではなく、看護師なども含めてのセミナーを開催しております。スタッフ皆でセミナーを受講する事により、院内全体でできるだけ丁寧な対応ができるように日々努力しておりますので、受診される方々には何かお気付きの点などありましたら、ささいな事でもご相談いただければと思います。

  • 吹田徳洲会ならではの強みなどがありましたら詳しくお聞かせください。

    当院は、特にがんの治療に関して注力しております。現在のがんの治療は、手術治療、放射線治療、化学療法の三つがありますが、どれにも対応できるように体制を整えており、医師は患者様やご家族とよく相談をした上で、患者様の意思を尊重しながらどのような治療を行うかを決定します。加えて、がん性疼痛などには緩和ケアも用意しておりますので、がん治療に関しては診断からケアまで幅広く対応できるようにしております。

  • 吹田徳洲会が掲げている理念について、詳しくお聞かせいただければと思います。

    われわれ、徳洲会グループは命だけは平等であるという理念の下に、24時間困っている治療を希望されている方を断らずに診療するという基本的な考えがあります。地域の方が望む医療を提供するため、当院の開設時より、救急医療も実施しました。救急搬送を受け入れるところが少ない、急性の薬物中毒の方や夜間・日曜祝日などにも医療を提供することができるようにスタッフ一同日々努力をしているところです。

  • 医師になってよかったなどやりがいを感じた瞬間などがありましたら、エピソードなどを交えてお聞かせください。

    私は心臓疾患外科という命に直接的に関わる診療科のため、やはり受診者の皆さんが手を振って笑顔で帰られるときが特にうれしいです。当院で働き始めてからは高齢者医療も行っているため、療養中の寝たきりで意識のない患者様を診る機会が多く存在します。そうした中で、お見舞いに来られたご家族から「先生どうもありがとうございました。」と感謝の言葉いただくと、家族の方にも私の思いが伝わったのかなと感じうれしく思います。

  • 予防医療の重要性に関して、先生のお考えをお聞かせいただければと思います。

    政府は年々増え続けていく医療費を抑えるためには、やはり予防医療にこれから力を入れていかなければいけないということで、数年前から医療費削減に関するいろいろな方針を打ち出しております。政府の方針に合わせて、徳洲会グループも予防医療に力を入れて行こうということで予防医療に関するセミナーなどを開催し、また、各病院で人間ドックや健診医療などをしっかり行っていくというスローガンも掲げております。

  • 受診される方々が人間ドックを受けた際に何か大きな病気が発見された場合、どのような対応をされていらっしゃいますか?

    当院は総合病院のため、当院でそのまま治療を受けていただくことが可能です。たとえばがんに関しては、当院でもがんの治療に携わってきた医師やスタッフも多数おりますので、どんなささいなこともお気軽に相談していただければと思っております。受診される方々の希望によっては、当院が提携しております病院に紹介させていただくことも可能なため、受診される方々は幅広い選択肢よりご希望にあった病院を選んでいただくことが可能です。

  • 今後、吹田病院をどのように発展させていきたいか、先生の考えをお聞かせください。

    私は、これから当院を地域の皆さまの健康管理、疾病予防に率先して携わる病院にしていきたいと思っております。また、日本国内にとどまらず、海外からも受診者の方が訪れ、がんを見つける、あるいはがんの治療をすることができるような国際的な病院作りを目指し努力をしていきたいと思っております。それにはやはり、地域の住民の方々に喜んでいただけるような医療を日々提供することでことが大変重要だと考えております。

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