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医療法人社団桃實会 青和クリニックインタビュー

受診者と医師の間で1番大切だと考える、良好な関係を築くために、受診者一人ひとりに対してきめ細かに対応することを心がけております

【Dr.インタビュー】理事長:高橋 輝行 先生
孔子の「信なくば立たず」という言葉を信念に、受診者と医師の間で良好な関係を築いていくということを重視しています。そして良好な関係の上に成り立つものが診療や治療だと思っておりますので、受診者一人ひとりに対して検査から次回の診療予約まできめ細かい対応を日々心がけています。自分自身の大切な家族や友人に紹介したくなるような医療機関作りを目標に、スタッフ一同技術向上に惜しみない努力をしております。

  • 先生の経歴と自己紹介をお聞かせください。

    青和クリニック理事長の高橋輝行と申します。私は、1998年に日本大学医学部を卒業後、日本大学医学部の神経内科に入局致しました。また、2003年に日本神経学会の神経内科専門医の資格を取得しました。2006年に日本大学大学院医学研究科を修了し、博士号を取得して現在に至ります。

  • 医師を目指したきっかけなどのエピソードがありましたら、詳しくお聞かせください。

    私の曽祖父(そうそふ)は外科の医師で、祖父は小児科の医師、父と母は歯科医師という医師家庭に育ちました。周りに医師がたくさんいたためか、幼い頃より医学というものに興味があり医学部を目指した次第です。そのような家庭環境の中にあったため、私の中で医師を目指すということは自然な流れだったのかもしれません。

  • 先生の中で、絶対に曲げられない信念などございましたら詳しくお話をお聞かせください。

    「信なくば立たず」という言葉があるように、一番重要なのは信頼関係だと思います。それは受診者さまと医師との関係においても同じ事が言えるのではないかと思っており、お互いを信じられる関係がないとそもそも診療や治療というものが成立しないのではないでしょうか。お互いを信じられる関係があってこそ初めて、受診者さまに「この先生が言っていることであればその診断を信じてみよう」、「この先生の処方だったらきちんと薬を飲もう」と思っていただけるのだと思います。

  • 普段、医師として心がけていることなどがあれば詳しく教えてください。

    先ほど申し上げた「信なくば立たず」につながりますが、受診者さまから選ばれるようなクリニックになるように日々心がけております。検査一つにしても、どうして必要なのかをしっかりと説明をし、納得していただいた上で受けていただく事や治療においても治療後は次回の予約をできるだけ入れて帰っていただくというような、そういった1つ1つのことに対して、きめ細かく対応をするということが重要になってくると考えています。

  • 院内の医療機器で特にこだわって導入したものなどはありますか?

    特にこだわって導入したのはデジタル画像システムとMRIシステムになります。私が開業した2014年当時は、デジタル化されていないフィルムの医院も多かったと思いますが、当院ではデジタル画像システムを導入し、MRIを撮影後すぐに受診者と検査結果を共有できるようにしたことで、時間の短縮が可能となりました。そして、MRIはオープンタイプを導入しているため、閉所恐怖症の方やご高齢の方にもご好評をいただいております。

  • オープン型のMRIは受診者の皆さんからご好評をいただいているということですが、もう少し詳しくお話をお聞かせください。

    オープン型のMRIは筒型の物に比べて圧迫感も少なく、非常に静かです。この静音性ゆえに、閉所恐怖症やご高齢の方もあまり苦痛を感じることなく落ち着いて検査を受けることができます。ただ、オープン型でもやはり怖いという方もいらっしゃいますので、その場合は気持ちを落ち着けたり、少し眠ることができるような薬を使ってMRIを撮影することも可能です。

  • 健診・検診を受ける方にはどんな年代や性別の方が多いですか?年代別で受けられている検査内容や傾向に関してお聞かせください。

    一般の医療保険での受診と自費診療である脳ドックは区別して考えなければいけないと思っています。一般の医療保険の患者様では頭痛、しびれ、めまい、そして認知症精査という順番で数が多くなります。その中でも特に、認知症精査に関してはご高齢の方の受診が多いです。一方で、頭痛、しびれ、めまいに関しては幅広い年代の方がいらっしゃいます。脳ドックになりますと40代から60代までの方が多く、20代や30代の若い方は少ないのではないかと思います。

  • 職員の方に対してのスキルアップの勉強会などは行われていらっしゃいますか?

    MRIの撮影技術は日進月歩であるため、導入しているメーカーの担当者に当院に定期的に来ていただいて講習会を開いています。その結果、当院では頭部だけではなく、頚椎・胸椎・腰椎の脊椎全般や、腹部・MRCP、肩関節・股関節・膝関節のMRI撮影を行う技術をスタッフが身に付けています。たとえば私は間接注射などの処置を行うこともあるのですが、その際にさまざまな部位のMRI撮影が役立つのです。スタッフ皆で日々技術を高めております。

  • 青和クリニックで掲げられている理念に関してお聞かせください。

    当院では子供からお年寄りまで幅広い方が来院することができる環境を整えることで、自分の家族や友人など、大切な人を紹介していただけるような医療機関にしていきたいと思っております。たとえば、近くに保育園もありますが、子供が保育中に具合が悪くなったりしたときも受診していただければ、すぐに対応できるような体制をとっております。いつでもお気軽に受診していただければと思います。

  • 検診を行っていく中で、先生がやりがいを感じた瞬間についてお聞かせください。

    以前、手のしびれを訴えて受診された方がいらっしゃいました。ほかの医院に行っても診断がつかなかったという事で、当院でMRIをお撮りしたところ、延髄および脊髄の空洞症という非常に珍しい病気だという事が判明したので、国立災害医療センターをご紹介しました。その後、手術を無事終えられ、現在は元気に通院されております。その方が私に診断してもらって良かったとおっしゃった時に、開業して本当に良かったと思いました。

  • 訪問診療を行っているということですが、詳しくお話をお聞かせください。

    受診者のお宅に私が訪問するわけですが、訪問診療を希望される患者様はそれぞれに来院が困難な複雑な事情を抱えていらっしゃいます。したがって、そのような個別の事情を斟酌(しんしゃく)し、それぞれの方に合った「オーダーメード」の医療をご提供させていただいております。そのような中で、患者様に、「先生にきていただいて良かった、とても楽です」とおっしゃっていただけると、医師としての冥利(みょうり)に尽きるものと思います。

  • 予防医療の重要性に関して、先生の考えをお聞かせ願います。

    さまざまな病気の基本には、生活習慣病が非常に大きく関わるものと考えられます。そのため、高血圧、糖尿病、高脂血症などを早期に発見することで、重大な病気を発症しないように先手を打ってこれらの症状を治療していくということが重要になります。しかしながら、先手を打つためにはどこから何を始めたらよいのか分からないということもあるかと思いますので、気になる事は何でも医師に相談してください。

  • これから脳ドックを受けようとしている方に対してメッセージをお願いします。

    先ほど申し上げたように、病気を発症する前の段階で対策をする予防医療というものが非常に重要になってまいります。しかし、何をすればいいのかわからないという受診者の方も多いと思いますので、まずはぜひ当院のMRI脳ドックを受けていただいて自分の身体の現状がどういったものであるかというのを把握していただきたいと思います。そうすることで、どのような予防や対策をすればいいのかということが見えてくるはずです。

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