人間ドックと検診予約サイト EPARK人間ドック

毎月19日は「ピンクの日」です。これを機に乳がん検診の受診はいかがでしょうか。【乳がん検診についてはこちら

わかば画像診断クリニックインタビュー

画像診断という裏方的な仕事ながらも、臨床医としての誇りを高く持ち受診者の健康の維持に大きく貢献しております

画像診断という裏方的な仕事ながらも、臨床医としての誇りを高く持ち受診者の健康の維持に大きく貢献しております

大学病院と連携し、大学病院と同等の医療機器を導入し検査を行うことにより高解像度撮像を可能とし、小さな病変も見落とすことなく発見しながらも受診者の身体的負担の軽減と検査待ち日数の軽減にも貢献しております。
裏方的な仕事ではありますが、臨床医としての自覚を持つことでリレーの第一走者のように小さな病変を早期に発見し、しっかりと治療していただける次の先生にバトンをつなぐという役目を果たしております。

  • 院内の設備に関して、特にこだわられている点や工夫されているところなどがございましたら教えてください。

    人間ドックと一般診療の受診者が交錯して来院される時間帯もあるため、人間ドックを受診する方専用のスペースを設けるなど感染症対策をしておりますので、落ち着いて受診していただけます。また、当院は待合フロアを全てカーペットにするなどインテリアもこだわっており、ホテルのロビーやラウンジにいるような感覚でいてもらいたいと考えております。このほか、植物などを置いて明るい雰囲気が出るように心がけております。

  • 特に使用頻度の高い医療機器やおすすめの検査などがありましたら詳しくお聞かせください。

    当院では主にCTとMRIをメインに使用しております。それ以外に関しては、超音波、骨密度や乳がん検診のためのマンモグラフィの使用頻度が高いかと思います。特に個人で診療されている医療機関にはCTやMRIを導入されていないところも多く、大きな病院で検査を行うとなるとかなりの待ち時間が発生すると思います。しかし、当院では迅速に対応できるためほかの医療機関から、受診者のCTやMRIの検査などの受け入れもしております。

  • CTやMRIはどのようなタイプのものを導入されていらっしゃるのでしょうか?

    CTは64列のマルチスライス、MRIは1.5テスラのものを2台導入しています。当院では脳ドックだけでなく、神戸大学と連携して同等の機器を導入することにより、神戸大学で受け入れることのできない受診者のCTやMRIの検査を受け入れています。また、質の良い機器を短い待ち時間で利用可能な体制を整えているため、検査時間も短縮され、さらに高解像度で見られるということもあり近隣の医療機関から依頼を受けることも多々あります。

  • スタッフの方への勉強会や研修などは定期的に行われていたりしますか?

    当院の中では率先して行うことはありませんが、外部研修を主に行っております。医師会が主催している研修など、外部機関が行っている研修は多々ありますので、新しく入ってきたスタッフやまだ仕事に慣れていないスタッフにはそちらに率先して参加していただいています。このほか、院内でも薬剤や医療機器が変わるときなど、必要に応じて説明会や勉強会などをしていただくということは行っております。

  • ほかの医療機関に負けないアピール点などがあれば詳しくお話をお聞かせください。

    先ほどのお話と重なるかとは思いますが、一般的な内科診療や整形外科の先生から依頼されることもあり、受診者の方には当院で検査を受けていただける体制を整えております。大学病院や大きな病院に行くとかなりの待ち時間が発生してしまうため、待ち時間軽減のためにも当院にいらしていただければと思っております。ほかの医療機関の先生から、どうしても当日検査を行ってほしいという依頼があれば、できるだけ対応するようにしております。

  • 人間ドックを受ける受診者と紹介される受診者の数はどちらが多いですか?

    9割ほどが一般の受診者の方になると思います。当院は、ほかの医療機関の補助的な役割を主に担っている検査機関となっておりますので、連携する病院から紹介のあった、ご病気の受診者の方を優先させていただいております。もちろん、人間ドックも病気を早期に見つけるためには非常に重要なものではありますが、すでに病気を発症している疑いのある方を優先して診るべきだとわれわれは思っております。

  • わかば画像診断クリニックで掲げられていらっしゃる理念に関して詳しく教えてください。

    基本的には受診者の方を自分の家族だと思って接し診療するということを常に意識しております。受診者の皆さんの心に寄り添い、優しく丁寧な診療をすることで、何か困ったことや不安なことがあったときにすぐに相談していただけるような病院を目指しています。そして、最終的には地域社会に貢献できる医療機関に成長できることを信じ、スタッフ一同日々医療の道にまい進しております。

  • 医師として勤務される中で、先生はどのようなことを意識されていらっしゃいますか。詳しくお話をお聞かせください。

    放射線科の担当医をしていた研修医のころは、放射線科というものがあまり認知されていない時代で、われわれが一体何の仕事をしているのかを皆さんいまいち理解されていなかったと思いますが、最近ようやく画像診断というものが認知されてきたところです。裏方的な要素が大きいと思いますが、臨床医としての自覚を持って、自分がリレーの第一走者だと思いしっかりと治療していただく先生にバトンをつなぐというのを重視しております。

  • 医師としてやりがいを感じる瞬間などがございましたらお聞かせください。

    ケースとして多いのが、頸椎(けいつい)や胸椎の痛みがあるという方が整形外科からの紹介で来院された際に検査をすると、端っこに肺がんらしきものが写っていたりすることがあります。そういうのを発見できるときは医師をしていて良かったなと思います。やはり、自身の専門性を十分に発揮できた瞬間にやりがいを感じることが多いです。

  • 予防医療の重要性に関して先生のお考えを詳しくお聞かせください。

    予防医療というのは非常に難しい問題ですが、健診が意味がないと最近結論付けられたりすることが多々あります。しかし、私はその検査をすることで病気が見つかる人が数パーセントでもいたら、その方にとっては健診を受けたことは救いになっていると思うのです。統計学で簡単に片づけられてよいのかと思うことはよくあります。たとえば、100人健診を受けて1人でも病気が見つかれば私は健診を行っている価値はあると思っております。

  • 健診にかける先生の思いや今後の展望についてぜひ教えてください。

    予防医療が重要だということは皆さん理解してきていると思います。ただ、当院の性質上、人間ドックや健診という部分が少しおろそかになっていたり、内視鏡を導入していないということがあり、割合的にアンバランスだということはずっと思っております。そのため、これからはもう少し人間ドックの割合も増やすように推進していきたいと思っています。病気は元気になる可能性が高いときに見つけてあげたいと思っております。

掲載している情報についてのご注意

各医療機関の情報(所在地、診療時間等)について誤りがある場合は、お手数ですが下記メールフォームからお問い合わせをお願い致します。誤りを報告する

検査コース一覧