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人間ドックの年間受診者数は約323万人

篠原 隆史

<< 執筆者 >>

しのはら りゅうじ
篠原 隆史

朝日新聞社、ドラッグマガジン社(薬剤・医療・健康関係の出版社)、フリーライター(医療・科学技術系誌の編集などに従事)

【取材・執筆・編集実績(一部)】
・厚生労働省の医療系会議(先進医療会議など)
・日本医師会の定期記者会見
・製薬会社による医師向け新薬情報セミナーおよび新薬情報
・文部科学省の医療系会議(科学技術・学術審議会など)

人間ドックという言葉自体は、知らない人がめずらしいくらいに知られています。それは、疾患を予防することを最大の目的として、各種の検査を健診施設で受診し、健康管理に役立てることを意味する健診です。ただ、いったいどのくらいの人が受診しているかと聞かれたときに、答えられる人は何人いるでしょうか。

公益社団法人・日本人間ドック学会の資料(『2015年 人間ドックの現状』)によると、2015年における日本での人間ドックの受診者数は、323万2,709人(1日ドック:307万5,819人、2日ドック:15万6,890人)でした(図表)。2014年の年間受診者数にくらべて5万2,981人の増加であり、2006年以降では最高の数字です。

健診市場規模推移2009年~2016年度

ここ10年ほどの傾向は、2013年に一度落ち込んだものの、1日ドックでは微増傾向、2日ドックは微減傾向が続いています。また、受診者の年齢層は、矢野経済研究所の資料(『健診・人間ドック市場の実態と展望』2016年版)によると、健康に関する意識の高い40~50代です。

現在、各地で実施されている人間ドックの検査コース(検査項目)は多様です。身体計測や上部消化管X線検査(胃バリウム)、心電図検査などを含む基本的な検査項目を網羅したコースもあれば、乳房X線検査(マンモグラフィ)や前立腺腫瘍マーカー(PSA)など、特定の疾患リスクの早期発見を目的としたコースもあります。

そのため自然と、検査にかかる料金(受診単価)も多様な様相をみせます。もっとも、可処分所得の増加が見込まれそうにない世相を反映して、昨今は「低価格で必要な検査のみ受診したい」という要望が強まっているといわれています。

実際、脳疾患のリスクを調べる頭部MRI検査と頭部MRA検査を中心とする「脳ドック」や、肺がんなど肺疾患のリスクを調べる胸部CT検査を受診できる「肺がん検診」、動脈硬化や心筋梗塞リスクを調べる心臓MRI検査を用いる「心臓ドック」などはよくみられますし、アルツハイマー型認知症について調べる「SPECT検査」という画像診断まで登場しています。

このように検査コースが多様となっているのは、また、健康の自己管理への意識が高まっていることの証明です。そうした傾向もふまえて、今後の受診者数にどのような影響が出てくるかが注目されています。

出典:公益社団法人・日本人間ドック学会『2015年 人間ドックの現状』