経膣超音波(経膣エコー)検査は、専用の細長い棒状の形をしたプローブ(探触子)と呼ばれるセンサーを膣内にそう入し、子宮や卵巣の状態を観察します。そう入時の違和感はありますが、痛みや出血はほとんどありません。
経膣超音波検査でわかること
経腟エコーでは子宮の体部(奥の方)や卵巣が観察できます。
子宮筋腫/子宮内膜ポリープ/子宮内膜症/子宮体がん/卵巣のう腫/内膜症性囊胞(チョコレート囊胞)など
エコーで病変が疑われた場合、MRI検査を行うことがあります。
また、経膣超音波検査は疾患だけでなく、妊娠中の胎児の様子を観察する目的でも用いられます。
この記事の監修ドクター
【略歴】
1997年 筑波大学医学専門学群 卒業
2001年 筑波大学消化器外科、大学病院及び関連病 勤務
2003年 筑波大学医学研究科 卒業
2019年 六本木ブレストレディースクリニック 院長就任
【資格】
日本外科学会 外科専門医
日本乳癌学会 乳腺専門医
日本超音波医学会 超音波専門医