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豆知識 この検査は何のため?

心電図(安静時心電図/運動負荷心電図/ホルター型心電図)とは?

安静時心電図

健康診断などで行われる一般的な心電図がこれです。英語ではElectrocardiogram、ドイツ語ではElektrokardiogrammなので、カルテなどではよくECG、EKGと記載します。最近はECGが主流ですが、年配のドクターではEKGと記載する方もおられます。

両手首、両足首にそれぞれ一つずつ、胸に6個の電極を貼り付けます。電極を電線で機器につなげて心臓の電気的活動を波形にして表します。

波形ですので、まずリズムが正常かが一目でわかります。一定のリズム(間隔)でドックンドックンと波形が繰り返されるのが普通ですが、不整脈があると、リズムが崩れているのが一目瞭然でわかります。

上手な演奏とテンポの外れた演奏を楽譜に記録したら、それぞれどんな風になるか想像してみてください。言ってみれば心電図は心臓のリズムの楽譜です。不整脈はテンポの外れた演奏のようなものです。テンポの外れ具合にもいろいろありますので、どのような不整脈があるのかが波形から読み取ることができるのです。

また複数の電極があることで、さまざまな向きから心臓の活動をとらえることができ、心臓のどのあたりに異常があるのか、あたりがつきます。

健康な心臓が創り出す波形(楽譜でいうならばメロディですね)はだいたい決まっています。ところが、心筋梗塞や狭心症、心臓肥大があると、波形の特定の位置で異常が見られます。いつも同じメロディの同じ場所で音程を外してしまう音痴な人をイメージでしてください。心電図は簡単な検査ですが、大きな疾患を発見できる優れものなのです。

しかし、この便利で優れた安静時心電図ですが、弱点があります。心臓の疾患の中には、常に心電図のリズムや波形が異常になっているものと、ドキドキしたり、胸が重苦しくなったりするなどの症状が出ているときだけリズムや波形が異常になるものがあるのです。

検査を受けているときにたまたまタイミング好く症状が出るとも限りません。
そんな時のために、以下の運動負荷心電図とホルター型心電図があります。

運動負荷心電図

上記の通り、安静時心電図では症状が出ていないときは異常がとらえられない心臓病もあります。駅で階段を上っているときに、急に胸が締め付けられるような痛みが出た、という心臓病のエピソードを聞いたことがある方もいるでしょう。
このような状況を擬似的に検査室の中で作り出しながら、心電図検査を行うのが運動負荷心電図です。

具体的には階段昇降(マスターの負荷試験)、ルームランナーのようなベルトコンベア上での歩行(トレッドミル負荷試験)、自転車こぎ(エルゴメーター負荷試験)の3つがあります。フィットネスクラブにあるものと、ほぼ同じと思ってください。

身体、心臓に負荷をかけることで、症状が出るときの状況を作り出し、心電図に異常が出るかどうかを観察していきます。疾患の症状が出る状況を意図的に作り出してしまいますので、けっして100%安全な検査ではありません。心臓の疾患の種類や状態によってはこの検査を行ってはいけない(禁忌といいます)場合もあります。
したがって、循環器の専門医の判断のもとで慎重に行う必要があります。

ホルター型心電図

この検査はポータブル型の小さな心電図を24時間(場合によっては48時間)装着して、常時心電図を記録し続ける検査です。安静時心電図で異常は無いけれども、問診などの結果から主に不整脈などの心臓病があることが疑わしい場合に行われます。ポータブル型で最近は機器の大きさも小型化されてきていますので、さほど煩わしくはない検査になってきています。

一回の安静時心電図検査では見つからなかったリズムや波形の異常が、24時間監視し続けることで見つけることができます。なかなかしっぽを見せない容疑者の張り込み操作を徹夜で行う刑事のようなイメージです。