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コレステロールは、脳や筋肉などを主体として身体の中に広く分布しており、細胞を構成する細胞膜や、ホルモン、胆汁などの成分となります。コレステロールは人間が生きていくために必要なものなのです。ただ、コレステロールが多すぎる状態がよくないのです。

コレステロールにはいくつか種類がありますが、これらをまとめて一括りで測定したものが総コレステロール値となります。

総コレステロール検査でわかること

総コレステロールの基準値は130〜220 mg/dLとされます。総コレステロールの増加は動脈硬化を促進するため、心筋梗塞などの虚血性心疾患と相関しており、喫煙や高血圧とともに危険因子と考えられています。

最近の動脈硬化予防の観点からは、総コレステロールだけでなく、HDLコレステロール、LDLコレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)の値を見て、それぞれのバランスから脂質代謝の状態を把握することが重要とされています。詳しくは別項のHDL・LDLコレステロールの解説をご覧ください。