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ヘモグロビンは赤血球の中に含まれるもので、ヘモグロビンが酸素と結合することによって赤血球が酸素を運搬することを可能にしています。肺で赤血球が酸素を取り込み、それを末梢の組織へと運んでいきます。

ヘモグロビン検査でわかること

ヘモグロビンは検査結果一覧表では「Hb」と書かれることが多いです。病院の医師や看護師の間の会話では「Hb」のドイツ語読みである「ハーベー」という呼称が使われることが多いです。

ヘモグロビンの基準値は以下の通りです。

ヘモグロビン基準値
男性 13~17 g/dL
女性 11~16 g/dL

施設により基準値の幅が若干異なりますので目安としてください。ヘモグロビンが少なくなった状態が「貧血」です。貧血の原因はいろいろありますが、出血により血液が失われているか、血液をつくりだす機能が低下しているか、あるいは血液細胞が壊されてしまっているかのいずれかが考えられます。

貧血はかなり進行してからでないと自覚できるような症状は出ないことが多いです。定期的な人間ドックなどで血液検査を受け、早い段階で発見することが大切です。