赤血球とは？

赤血球は血液細胞の一種であり、肺から全身の組織へ酸素を運搬する役割を果たしています。赤血球の中にはヘモグロビンがあり、このヘモグロビンと酸素が結合することで運搬されています。

この検査では血液1μL（マイクロリットル）の中に何個の赤血球が存在するか？という基準で、赤血球が多いか少ないかを判断します。

基準値は以下の表の通りです。

施設により基準値の幅が若干異なりますので目安としてください。赤血球は検査結果一覧表では「RBC」と書かれることが多いです。英語のRed Blood Cellの頭文字をとったものです。また、施設により単位を× 10⁶個/μL とするところがあります。

赤血球が基準値を下回る場合は「貧血」、上回る場合は「多血」となります。喫煙者の場合は「多血」気味になる傾向があります。