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コレステロール値が高い

総コレステロールの基準値は130〜220mg/dLとされます。総コレステロールの増加は動脈硬化を促進するため、心筋梗塞などの虚血性心疾患と相関しており、喫煙、高血圧、肥満などとともに危険因子と考えられています。

また、動脈硬化予防の観点からは、総コレステロールだけでなく、HDL-コレステロール、LDL-コレステロールやトリグリセリドの値を見て、それぞれのバランスから脂質代謝の状態を把握することが重要とされています。

死のカルテット(四重奏)

何ともおそろしげな言葉ですが、以下の4つがあると虚血性心疾患(心筋梗塞など)での死亡率が高いので、このような名前がついています。

1、高血圧
2、糖尿病
3、脂質異常症(いわゆる高脂血症のことです。コレステロール、中性脂肪が高い状態を指します)
4、肥満

脂質異常症もメンバーの一人です。また、どれか1項目あると別の項目もあるという場合が多いので、注意が必要です。

コレステロール(とくにLDLコレステロール)が増えている場合には血圧や血糖値、トリグリセリドの値も比例して高くなっている可能性があります。これらの値は少々高くなったくらいでは自覚症状は出ないことがほとんどです。生活習慣に気をつけるとともに、ぜひとも定期的なドックや健康診断で異常がないか確認していきたいものです。

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