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軟便は大腸がんの初期症状

なにかおなかがゆるい、下痢が続くという自覚症状が続いたら、大腸がんや大腸ポリープ・大腸炎の可能性があります。

実は、大腸にがんやポリープができて大きくなると、最初は便秘のような症状になり、その後、身体がどうにかして排便しようと便をやわらかくしたり、下痢にして排便します。

もちろん、元々便がやわらかめの体質の人や、ストレスや風邪をひいて「おなかにくる」タイプの方もいます。ただ、大腸がんの初期症状として軟便になるケースも多いことは知っておいて損はありません。

早期の大腸がんは、この時点ではほとんどの場合において病変が小さいために自覚症状がありません。この時点で見つかるのは、主に「便潜血検査」で陽性になった場合です。

「便潜血検査」は、便に血液が混じっているかどうかを、便を2回とって調べます。陽性(+)の場合、大腸がん、潰瘍性大腸炎、大腸ポリープなどが疑われます。

ほかにも、大腸がんや大腸ポリープ・大腸炎の発見に役立つ検査としては、「大腸バリウム(大腸X線検査)」や「大腸内視鏡検査」が代表的です。

「大腸X線検査」は、肛門からバリウムと空気を入れて、大腸を膨らませながら粘膜にバリウムを付着させてX線撮影をする検査です。「大腸内視鏡検査(下部消化管内視鏡検査)」は、肛門から内視鏡をそう入し、大腸の粘膜の状態を直接観察する検査です。

また、大腸がんの「腫瘍マーカー」としては、CEA、p53抗体などがあります。

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