病気を放置せず、自覚症状のない方にこそ早めの人間ドック受診を推奨
大分先端画像診断センターは画像診断という技術を使って、主にがん検診を目的とした人間ドックを行っています。画像診断にはさまざまな装置が使われますが、当院では「PET-CT」や「MRI」という機械を使用して検査を行います。
がんになってから初めて、このような機器を使って検査したという方は多く、確かに検査費用も高額なので、人間ドックをはじめとする健診は、健康意識が高い方が受診される傾向にあると思います。
しかし、健康の維持・管理のためにも、当院が提供するPET-CTやMRIを用いたドック・検査コースなどは、50〜60代以上の方には定期的に受けていただきたいと考えています。
詳しい検査をすると「いろいろ見つかりすぎるんじゃないか」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、怖いのは病気があるのに放っておくことです。自覚症状があればすぐに受診が必要ですが、自覚症状がない方こそ早期発見が重要となります。「よい治療」に繋がる第一歩として、人間ドックを受診をしてほしいと思っています。
大分先端画像診断センターのこだわり
個人に合わせて検査方法を選定し、検査結果の伝え方にも工夫
大分県内で「PET-CT検査」が受診できる医療機関
大分先端画像診断センターは大分県別府市にある健診施設です。現在、大分県内で健診でPET-CT検査を実施している医療施設はほかになく、当院が地域で担う役割は大きいと思われます。
しかしPET-CT検査だけでは判断しきれないこともあるので、そのような場合はMRI検査などでも補いつつ、当院だけでは不足というときにはほかの病院を紹介するということもあります。もちろん当院をセカンドオピニオンとして利用していただくことがあれば、画像診断にはこだわっていきたいと考えています。
画像を読み解くだけなく、さらに「どんな検査が必要なのか」ということも一緒にお話ししながらの説明を心がけていきます。
検査結果は受診者が納得するまで説明することを重視
当院では検査結果の説明時、「受診者へ正しく意味が伝わっているのかどうか」「専門用語ばかりになっていないだろうか」など、受診者の理解度を心がけています。検査結果は言い方のニュアンスや捉え方で変わってきます。
たとえば、見つかった病気が軽いものだったとしても、病気が見つかったこと自体がその人にとってはストレスになりかねません。余計な心労をかけて病気を悪化させたり、病気の元をつくるような伝え方をしては本末転倒なので、説明時の対応は慎重に行わなければいけないと感じています。結果説明時は予約をしてもらい、十分な時間を確保した上で、医師が一方的に結果を伝えるだけというようなことはせずにその方の人生観や気になっているところなど話を聞き、個人に合わせた話し方で質問に答えるよう心がけています。
全身のがんをスクリーニングするためのPET-CT検査
PET-CT検査はブドウ糖を利用して行うがん検出に適した検査方法
大分先端画像診断センターでは人間ドックのコースとして「スタンダードPET-CT検査」「エグゼクティブPET-CT検査」「PET-CT検査+脳ドック」「シンプルPET-CT検査」「シンプル脳ドック」「下腹部MRIドックコース」「腹部MRIドック」などを設定しています。
PET-CT検査とは、「がん細胞は正常な細胞よりも多くのブドウ糖を消費する」という性質を活かして行う検査です。この性質を利用し、ブドウ糖に似た性質を持つ検査薬(FDG)を全身に分布させ、その細胞をPET撮影と体の形をみるCT撮影によって調べるPET-CT検査は、がんの位置や大きさの検出に適した検査方法と言えます。
がん検出確度を上げるためPET-CT検査に加えてMRI検査の受診も推奨
PET-CT検査は、たとえて言うと「がんを見つけるためにブドウ糖でおとり捜査をする」ような検査です。がん発見が得意な検査と言われていますが、なかにはこの検査だけでは見つけにくいがんもあります。特に「ブドウ糖の消費量が少ないがん」「見えにくい場所のがん」などはPET検査でも発見しにくいことはあります。
そのため当院では、PET-CT検査に加えて「MRI検査」の追加を推奨しています。たとえば、膵臓はほかの検査でもがんが見つけにくい場所と言われやすいですが、PET検査にMRI検査を追加することで、病気を発見するのに有効です。反対に、前立腺や子宮・卵巣などはMRI検査の方ががん発見を得意と言われています。まずはPET-CT検査で全身のがん細胞をおおまかにチェックしておき、気になる箇所は後からMRI検査を追加するという方法でも良いでしょう。
検査機器の特徴もあるので、それぞれの検査の良いところをつなぎ合わせて、くまなく診断ができれば、がん検出の精度も上がると当院では考えています。
基本はPET-CT検査をメインに、血液検査などで結果を補足
精度の異なる検査を実施して疾患リスクを多角的に判断
大分先端画像診断センターでは「スタンダードPET-CT検査」を設定しています。「スタンダードPET-CT検査」では「シンプルPET-CT検査」の検査項目に加えて、PET-CT検査以外の検査も併せて実施します。各検査の精度はそれぞれ異なりますが、実施する検査項目の結果を掛け合わせて判断することで、より多角的にリスクチェックを行うことができると当院では考えます。
たとえば、血液検査とPET-CT検査・MRI検査との結果が必ずしも一致しなかったとしても、そのなかの「どの検査結果を採用するのか」ということではなく、各検査結果を組み合わせて総合的に判断することで、より精度の高い診断ができるのでないかと、実施する検査項目のすべてを利用しリスクチェックを行っています。
病気を総合的に判断する材料としてなるべくさまざまな検査の受診を推奨
当院で設定している「スタンダードPET-CT検査」のなかで重視している検査項目は、やはりPET-CT検査です。ただ、PET-CT検査でチェックするブドウ糖は、細胞が病気やがんでなくても集まり方に偏りは出るので、それ以外の検査にも必要な役割はあります。たとえば、CT検査で気になる箇所があり、血液検査でも異常が出ていれば、病気であることが総合的に判断できるため、さらなる検査の実施や治療へ移行するための後押しとなります。
血液検査を例に挙げると、腫瘍マーカーは体が正常でも数値が上昇することもあるので、血液検査だけでは病気の判断をしきれないという傾向にあります。このように「それだけでは成り立たない」という検査も、PET検査の結果を「後押しするために実施する検査」として利用でき、診断の質を上げられるので、「なるべく検査は受けておき判断材料を増やしておく方が良い」というのが当院の考えです。
脳・腹部・下腹部検査に使用するMRI検査機器の特徴
PET-CT・MRIは単独での使用よりあわせて実施した方が診断が有用
大分先端画像診断センターでは、3.0テスラのMRI装置を用いた「脳MRI+MRA検査」「腹部MRI検査」「下腹部MRI検査」を設定しています。
MRIとは、虫メガネや顕微鏡のような性質のある検査です。細かいものがよく見える反面、視野が狭いという特徴があります。そのため、脳なら脳、腹部なら腹部、下腹部なら下腹部という風に検査をする場所を事前に決定する必要があります。ただし場所を決めて診ることで、より詳細な検査を行うことができるのも特色です。
たとえるなら、PET-CTでは「全体を広く見渡している」状態で、そのなかで気になるところがあれば近付いて、MRIという「虫メガネをあてて見る」という役割分担と言えるでしょう。
各検査を併せて行うことでより機器の威力を発揮できる面もあり、単独だとしても検査する場所さえ決まっていれば、MRIは大きな力を発揮するのに有効です。
医師・スタッフ
センター長:友成 健一朗 先生
センター長の友成です。
地域のホームドクターとして、皆さまの健康をサポートできるよう努めてまいりますので、
気兼ねなく何でもご相談ください。
【略歴】
1993年 大分医科大学医学部 卒業
2009年 大分先端画像診断センター センター長就任
【資格】
日本医学放射線学会認定 放射線科専門医
専門医 読影W 男女共通 全年代 土曜可 事前郵便物あり
22,000円
(税込)- ご家族に脳疾患の経験者がいる方
- 初めて脳の検査を受診する方
- めまい、立ちくらみ、耳鳴り、軽度の頭痛が気になる方
専門医 読影W 男女共通 全年代 土曜可 事前郵便物あり
22,000円
(税込)- 前立腺がんが気になる方
- 子宮がんが心配な方
- 月経、おりものが気になる方
- 女性特有の疾患を早期発見したい方
専門医 読影W 男女共通 全年代 土曜可 事前郵便物あり
22,000円
(税込)- がんを早期に発見したい方
- ご家族にがんの経験者がいる方
- お腹や胃の調子が悪いことが多い方
専門医 読影W 男女共通 全年代 土曜可 事前郵便物あり
137,500円
(税込)- 全身くまなくチェックしたい方
- がん・脳疾患などを総合的に検査したい方
- がん・生活習慣病などを総合的に検査したい方
専門医 読影W 男女共通 全年代 土曜可 事前郵便物あり
◆画像診断は、医師2名が読影します。
◆日本医学放射線学会認定 放射線科専門医が担当致します。
- 検査
内容 -
- 胃ABC
- 腫瘍マーカー
- CT
- PET/PET-CT
- 尿/便検査
148,500円
(税込)- 全身くまなくチェックしたい方
- がん・脳疾患などを総合的に検査したい方
- がん・生活習慣病などを総合的に検査したい方
専門医 読影W 男女共通 全年代 土曜可 事前郵便物あり
◆PET-CT検査では、がんの有無や位置、形状を調べます。悪性度の高いがんや微小ながんの早期発見・早期治療を目指しています。
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- 検査
内容 -
- 胃ABC
- 腫瘍マーカー
- CT
- MRI/MRA
- PET/PET-CT
- 尿/便検査
225,500円
(税込)- 全身くまなくチェックしたい方
- がん・脳疾患などを総合的に検査したい方
- がん・生活習慣病などを総合的に検査したい方
大分先端画像診断センターの基本情報
- 住所・最寄駅
-
大分県別府市上人ケ浜町9
JR日豊本線別府大学駅(徒歩3分)
- 休診日
-
日・祝
(お盆/年末年始)
【受付時間】
月~土:8:30~17:00
- 支払方法
-
JCB/VISA/MASTER/UFJカード/AMEX/DINERS/DCカード/OCカード/セゾンカード/NICOSカード
現金
- 施設について
- カフェ/本屋/公園/砂湯
- 責任者
-
センター長:友成 健一朗
【略歴】
1993年 大分医科大学医学部 卒業
2009年 大分先端画像診断センター センター長就任
【資格】
日本医学放射線学会認定 放射線科専門医
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